■「口裏合わせLINE」が物議

 田中もサントリー「角瓶」のCMに出演していたが、当該動画も削除されている。

「本人サイドは不倫があったとは認めていませんから、まだ多くの契約企業では、契約解除までは至っていないと見られています。それでも初報のラブラブ写真に加え、初報の内容とも合致するような本人のものとされるLINEのやり取りが流出したことで、世間は限りなく黒に近いグレーだと見ていますよね。

 Xには《いつまで苦しい言い訳を続けるのだろう》といった指摘が多数あり、永野さんと田中さんを起用しているスポンサー企業を批判する声も少なくありません。直接クレームが寄せられていると考えられる状況ですし、2人の不倫疑惑によって自社に火の粉が降りかかっているということもあり、自主的に判断して動画や画像を削除していると見られます」(前出のワイドショー関係者)

 永野は現在放送中の日曜劇場『キャスター』に出演しているほか、5月16日には主演映画『かくかくしかじか』も公開された。

 16日夕方、都内の映画館で行なわれた公開初日舞台挨拶で永野は、“この度は一連の報道でお騒がせして、ご迷惑をおかけしてすみません”と謝罪して、涙で言葉を詰まらせたと複数のメディアで報じられている。しかし、その姿に対しても、《こういう時の女優の涙って全く信用できない》《なんで永野芽郁さんは不倫否定してたのに涙の謝罪してはるんですか》などと、厳しい声が多く寄せられている。

 そんな多くの人に“嫌われてしまった”永野は、仲野太賀(32)が主演を務める26年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』でもメインキャストに起用されている。若くして芸能界の第一線で活躍してきた永野だが、今後どのような事態が待ち受けているのだろうか――。

 前出のワイドショー関係者は言う。

「永野さん、田中さん双方の事務所とも大騒動となった今回の不倫疑惑を受けて緊急の対応に追われているといいますが、文春第2弾に掲載された2人のものとされるLINEのやり取りの一部分は、とてもまずいと考えられます。事務所に対して、偽りの報告をしようというところがありましたからね」

 第2弾の記事には永野と田中のラブラブなLINEのやり取りのほか、田中が《事務所に対しても嘘つくか》と、永野がそれに《私は今嘘をついてるが、》などと応じる口裏を合わせるようなやり取りも掲載された。

「所属事務所に対して正直に話すか嘘をつくか、田中さんが事務所の会長にどう説明するか逡巡するような文言があったんです。双方の事務所はLINEのやり取り自体、“なかった”と否定していますが……永野さんも田中さんも、事務所への心象はどう考えてもよくないですよね」(前同)