■SNSには多くの“大河降板”を望む声

 しかし、一連の報道を受けて、永野が大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演することに難色を示すファンは多く、

《永野芽郁ちゃん。来年の大河ドラマだけは辞退してほしい。今やってる仕事を辞めれないのは分かるけど大河ドラマはまだ間に合うよね。余計なノイズを入れられると物語に没入できなくて迷惑》
《大河ドラマ、辞退してください。見たい戦国時代劇なのに永野芽郁さんが出演する等見たく無いので》
《大河ドラマ観たいので永野芽郁は降板させてくださいね!》

 といった、降板を要求する声が多数寄せられているのだ。

「特に多くの視聴者がいるコンテンツ、朝ドラと大河ドラマがその代表格ですが、それを放送するNHKは出演タレントの不祥事に厳しいイメージがありますよね。実際、過去には斉藤由貴さん(58)が永野さんのように、不倫疑惑報道によって大河ドラマを辞退したこともありましたよね」(前出のワイドショー関係者)

 斉藤は、鈴木亮平(42)主演の大河ドラマ『西郷どん』(2018年)に出演予定だったが、2017年8月に50代医師との不倫疑惑が報じられた。同年9月11日に斉藤は不倫の事実を認め、同21日所属事務所がNHKに辞退の意向を伝えたことで、撮影前に降板が決定した。なお、斉藤が演じる予定だった大奥女中・幾島は、南野陽子(57)が演じた。

「そうした前例もあるし、永野さんは疑惑を否定していますが、世間からの厳しい声が多いため、業界内でも“永野さんは『豊臣兄弟!』に出られないのでは”と見る向きも多いんですよね。

 ただ、斉藤さんの出演辞退はあくまでも自主的なもので、NHK側は『西郷どん』から降板させるつもりはなかったことも明らかになってます」(前同)

 斉藤の出演辞退が発表された前日、NHKの定例放送総局長会見では、斉藤の『西郷どん』出演について「俳優として演技をする大河ドラマは変更ない」と意向を伝えていた。

「不倫は“不祥事”ではありますが犯罪ではないため、騒動の渦中にいてもアウトにせず……ということでしょうか。また、永野さんの場合は斉藤さんと違い、不倫疑惑を一貫して否定しているという違いもありますよね」(同)