■竜星涼主演『スタンドUPスタート』は「あり得ない」低視聴率
フジテレビ関係者が続ける。
「とりわけ“大爆死”してしまったのは、水曜22時枠に放送している竜星涼さん(29)主演ドラマ『スタンドUPスタート』です。
第9話(3月15日放送)までの平均視聴率が3.3%しかないうえ、テレビ各局が最重視している、CMスポンサー企業の商品を買ってくれる“13~49歳”に的を絞ったコア視聴率はさらに悲惨。もともと1%台の低調ぶりでしたが、第7話(3月1日放送)のコア視聴率は0.7%で、とうとう1%未満まで転落。深夜ドラマならまだしも、プライム帯の放送なわけで……あり得ない数字ですね」
『スタンドUPスタート』の不調は、同時間帯に大人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が放送しているのも原因と言われている。
しかし、同じ時間に放送している連続ドラマながら、3月15日に最終回を迎えた門脇麦(30)主演のドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)は、最終回の世帯視聴率も6.8%とまずまずの数字。コア視聴率も2%台中盤から後半は獲得しており、やはり『スタンドUPスタート』が突出して数字が取れていない状況にあるのだ。
「フジテレビを象徴する“月9ドラマ”枠、北川景子さん(36)主演作『女神の教室~リーガル青春白書~』も、裏番組に『しゃべくり007』(日本テレビ系)と『クレイジージャーニー』(TBS系)という人気バラエティ番組があることも災いして、コア視聴率は取れていません。第8話(2月27日放送)は、他局に完敗の2.2%でしたね。
月曜22時枠の草なぎ剛さん(48)主演の『罠の戦争』は、コア視聴率は2.5%前後とどうしようもないほどは低くはないですが、当初の話題性を考えるとそこまでではないですよね。そうして見れば、フジテレビの1月クールの連続ドラマは、“大惨敗”“壊滅”と言われても仕方ないでしょうね……」(前出のフジテレビ関係者)
昨年10月クールには川口春奈(27)主演、Snow Manの目黒蓮(26)が共演した『silent』が社会現象になったフジテレビドラマ。次の4月クールでの巻き返しは至上命令!?