俳優・永野芽郁(25)主演の映画『かくかくしかじか』が5月16日の公開から2週目を終え、興行収入4億480万円を突破したことが26日、発表された。
映画『かくかくしかじか』は、『東京タラレバ娘』(講談社)や『偽装不倫』(文藝春秋)などのヒット作品で知られる大人気漫画家の東村アキコ氏(49)の自伝エッセイ漫画が原作で、主人公と恩師との9年間にわたる絆を描いた物語。
永野は漫画家になる夢を持つ主人公・明子(東村氏)、大泉洋(52)が彼女の恩師のスパルタ絵画教師・日高先生を演じる。
同作は公開から3日間で興行収入1億6975万円を記録しており、実写邦画としては初週1位のスタート。2週目も好調で、最終興収10億円に向けて順調な推移だと各メディアに報じられているが――芸能プロ関係者は言う。
「映画『かくかくしかじか』は、良くない意味でも公開前から注目を集めていましたよね。それは、主演の永野さんと俳優・田中圭さん(40)との不倫疑惑報道。映画公開前は初動を不安視する声も多かったですね」
永野を巡っては、4月24日、5月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、田中との不倫疑惑が報じられた。双方の事務所は報道を否定しているが、ラブラブな様子で密着する写真や2人のものとされる生々しいLINEのやり取りが掲載されており、世間からは厳しい目を向けられることに。
不倫疑惑の影響で映画『かくかくしかじか』に対しても《永野芽郁がいる以上映画はもう見ない、見れない、見たくない》《まっさらな気持ちで見れない!本当に勘弁して欲しい》といった憤りの声が殺到。16日の初日舞台挨拶が異例の“取材陣NG”となるなど、プロモーション面にも影響が出ていた。
「そうした大騒動直後の公開であることを考えると、2週目を終えて興収4億円を突破しているのは、悪くはない滑り出しでしょう。
一部では“大ヒット”“永野はやっぱり数字を持っている女優”と報じられるなど、興行収入が“絶好調”だと感じさせる報道も出てきています。
ただ、2週目を終えて興収4億円というのは、今回の公開館数や永野さんのこれまでの主演作から考えると、“本当に絶好調なのかな?”という感じでもあるんですよね」(前同)