阿部寛(60)が主演を務めるTBS日曜劇場『キャスター』は、6月1日放送の第8話から「最終章」に突入する。同ドラマに出演中に不倫疑惑が報じられた永野芽郁(25)の芸能活動も、ドラマ終了とともに“ひと区切り”がつくと見られている――。
連続ドラマ『キャスター』は民放テレビ局「JBN」の報道局を舞台にした社会派エンターテインメント作品。型破りなキャスター・進藤壮一(阿部)が視聴率低迷に悩む報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任し、周囲を巻き込みながら真実を追求し、社会の闇を暴いていく物語。
同ドラマには田中圭(40)との不倫疑惑で世間を騒がせている永野が番組『ニュースゲート』の総合演出・崎久保華役で出演している。
永野を巡っては、4月24日と5月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に田中との不倫疑惑、『キャスター』に出演中の韓国人俳優キム・ムジュン(27)との二股交際疑惑が報じられた。永野、田中、ムジュンの所属事務所は不倫、熱愛疑惑を否定したが、永野と田中は、ラブラブな様子で密着する写真や2人のものとされる生々しいLINEのやり取りも掲載された。
一連の報道を受け、永野と田中をCMに起用していたスポンサー企業が公式サイトなどから画像や動画を削除する“CM削除ドミノ”が発生。
永野は出演予定だった2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演を辞退。パーソナリティーを務めていたラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)も出演辞退し、番組は終了に至った。
そのため永野は、撮影済みである5月16日公開の主演映画『かくかくしかじか』と放送中の『キャスター』以外での稼働はなく、“開店休業状態”になっているとされる。
一方の田中は、不倫疑惑報道後の5月3日からスタートした主演舞台『陽気な幽霊』に現在も出演中。同舞台は東京での公演を終え、6月2日~8日までは大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで、6月11日からは福岡の福岡市民ホールで公演があり、6月15日に千秋楽を迎える。
そんななか、ワイドショーデスクは「偶然なんでしょうが、永野さんと田中さんに“一致”があり、関係者の間では話題になっていますね」と話す。
「永野さんが出演する連続ドラマ『キャスター』は全10話で、最終回は6月15日日曜日であることがテレビ誌などにも明記されています。田中さんの主演舞台『陽気な幽霊』も同日に福岡で千秋楽を迎えますよね。最初の文春での報道があった4月24日から52日――世間を大いに騒がせた不倫疑惑騒動の最中でも動いていた2人の大きな仕事が、そこで終わるということですね」(前同)