■『イット!』青井実はハラスメント発覚で“異例の生謝罪”
『ゴゴスマ』の24年度平均世帯視聴率が4.9%となり、NHKを含む同時間帯の番組で初の年度視聴率単独トップを獲得した。関東での放送開始10年目で初となった。
「『ゴゴスマ』の数字が良いというよりは『ミヤネ屋』の数字が落ち込んできているんです。『ミヤネ屋』は06年から続く長寿番組ですが、かつては10%近く取ることもあった。それがどんどん下落してきていて……20年目を前にして“いよいよ厳しいのではないか”ともささやかれていますね。
宮根さん自身、“辞めたい”と周囲に漏らしているという報道もありましたよね」(前出の制作会社関係者)
宮根以上に窮地に立たされているキャスターといえば、『Live News イット!』(フジテレビ系)でMCを務める青井実(44)だろう。
フジテレビは4月9日、公式サイトに《『Live News イット!』青井実キャスターに関するご報告》と題した文書を掲載。《青井キャスターの言動について社内からコンプライアンス推進室に報告があり、2025年2月より弁護士を交え、社内で慎重かつ適切に調査を進めてまいりました》と報告した。
同局によると、青井が番組リハーサル中にフリップ演出が上手くいかなかったことに対して強い口調でスタッフを叱責したり、速報ニュースの対応を巡って自身がつけていたピンマイクをキャスター台の上にある箱に放り投げるなどしたという。
同日の『イット!』に青井は通常通り出演したが、同番組内で「青井実キャスター『不適切な言動』」という見出しでこの問題をニュースとして取り上げるという異例の放送に。
青井は「私自身の言動について深く反省しており、申し訳なかったと思っています。本当に自分の未熟さが出てしまったと痛感しています」と生謝罪することとなった。
「中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発したフジテレビ問題を経て、同局内では今まで以上に“ハラスメントは絶対にあってはならない”という風潮になっています。そんななかにあって2度のハラスメント事案があったことが明らかになり、青井さんの件は局内でも深刻にとらえられている。現在のフジテレビでは、ハラスメントをするような人を番組に使い続けるのは、対外的にも説得力がありませんからね。
これで視聴率が良ければまだ救いがあるのでしょうが、『イット!』の数字は相変わらず悪いですからね」(前同)