■いまだに根強い「榎並大二郎アナ待望論」

 民放局の夕方のニュース番組。18時台のトップは日本テレビの『newsevery.』で世帯視聴率7%ほど。これにテレビ朝日の『スーパーJチャンネル』とTBSの『Nスタ』が続き5~6%ほど。一方、『イット!』は3%ほどと圧倒的最下位なのだ。

「『イット!』は24年4月に大幅リニューアルを敢行して青井さんをMCに迎えましたが、青井さんになってからも数字は全く上がっていません。局アナの榎並大二郎アナウンサー(39)を外し、ギャラが発生するフリーの青井さんを起用しても数字が上がることはなく、さらにハラスメントも発覚するなど何もいいことがない。

 青井さんが『イット!』から外れるのはもう時間の問題だと言われていますし、榎並アナのほうが良かったという声もいまだに根強くありますからね」(前出の制作会社関係者)

『イット!』の視聴者からは、

《視聴率も下がってるなら榎並アナに戻してほしい 榎並アナの方がぜんぜんよかった》
《やっぱりイットは、榎並さんがキャスターの方が良かった件》
《青井を降ろせ!榎並を返せ!》

 などの意見が寄せられている。

「青井さんと同様、視聴率の面で厳しいと指摘されているのが『サン!シャイン』(フジテレビ系)の谷原章介さん(52)ですね」(前同)

 21年から4年にわたって放送された『めざまし8』に代わり、3月31日からは新番組『サン!シャイン』がスタートした。

「谷原さんは『めざまし8』から続投となりましたが、そもそも『めざまし8』は視聴率が悪いという理由で打ち切られたんです。ただ、『サン!シャイン』はその『めざまし8』以上に数字は厳しいですね。『めざまし8』は世帯視聴率3%半ばから後半を取っていましたが、5月23日の『サン!シャイン』は3.3%。新番組になって、少しですがさらに落ちている感じですね」(同)

 5月23日、同時間の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の世帯視聴率は9.9%で、『サン!シャイン』は3倍もの差をつけられてしまっている。

「24年11月の『めざまし8』では生放送中に小室瑛莉子アナ(26)が倒れ込み、谷原さんが咄嗟に支えるという“神対応”が絶賛されましたし、『サン!シャイン』の視聴率低迷も谷原さんに問題があるわけではありません。

 ただ、『めざまし8』時代から、番組自体が他局と戦えていないというのが実情で、現時点では上がり目もなさそうとも言われています。ここから奮起して数字を伸ばさないと『サン!シャイン』も短命に終わってしまいそうですね……」(同)

「マズい状況にある」と言われる3人のキャスター、宮根、青井、谷原の今後は――。