阿部寛(60)主演の日曜劇場『キャスター』(TBS系/毎週よる9時)の第8話が、6月1日に放送される。5月25日放送の第7話は、永野芽郁(25)演じる総合演出・崎久保華にツッコミの声が相次いだ。

 同ドラマは、民放テレビ局「JBN」の報道局を舞台にした社会派エンターテインメント。型破りなキャスター・進藤壮一(阿部)が報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任し、周囲を巻き込みながら真実を追求し、社会の闇を暴いていく。同ドラマはご都合主義な展開が多いため、毎回、視聴者を困惑させている。

 第7話は、進藤が「ひまわりネット」代表・深沢(新納慎也/50)から、娘・すみれ(堀越麗禾/13)に危害を加えると脅され、深沢と医師・川島(山中崇/47)を逃がす。警察は不法な移植手術を受けようとしていた藤井真弓(中村アン/37)と娘・ユキノを連行。一方、崎久保は、進藤が川島と接触していた動画を手に入れ、その川島が自身の父だと気づく。

 華は父と会い、現行犯逮捕される覚悟でユキノを助けてほしいと懇願した。そして、進藤には川島がユキノの手術を終えるまで、手を出さないでほしいと頼み、承諾を得た。手術当日、ドナーを手配した深沢に真弓が大金を渡すと、そこに警察が踏み込んできて深沢は逮捕される。また、ドナーは適合の確認も不明な家出少女で……という展開。

 今回は、崎久保メインの展開だった。しかし、X上では、《臓器の違法売買もアウトなのに、家出少女をさらってきて移植しようとしてた? 売買を計画した崎久保&母親より、後者を企てた深沢を逮捕できたからOKでーすってなるの?》などと、強引な展開に多くのツッコミの声が上がっている。