草なぎ剛(48)主演の月10ドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)が、いよいよ最終章に突入して視聴者の考察が盛り上がっているが、ドラマ自体は今ひとつ盛り上がりきれていない。
また、好調だった平均世帯視聴率もジワジワと下がり続けており、3月13日放送の第9話は7.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回に続いて番組最低に。議員秘書から代議士となった主人公・鷲津亨(草なぎ剛)が、闇落ちしてしまう衝撃的な展開だったのに、なぜか?
物語は、鴨井大臣(片平なぎさ/63)が、泰生(白鳥晴都/15)を突き落としたのは息子・文哉(味方良介/30)だと公表し、議員を辞職。鶴巻幹事長(岸部一徳/76)が警察に圧力をかけたことを匂わせたため、幹事長周辺は大混乱。鷲津は、鶴巻の力を奪うのは今しかないと、事件隠ぺいの裏付けの証言者を追う。
一方、世論の反発が高まったことを受け、クリーンな政治を印象づけたい総理大臣・竜崎(高橋克典/58)は、一連の疑惑を徹底的に調査すると報道陣の前で明言。鷲巣を内閣総理大臣補佐官に任命する。ようやく力を持った鷲津だったが、「鷲津は偽善者」「必ず破滅させる」という怪文書が出回り始める……。
視聴者のツイッター上の反響は、「怪文書、杉野さんじゃないかな…事務所に届いた時、一瞬、杉野さんの表情が歪んだ気がするんだよね…。“偽善者”っていう言い方も、兄を亡くしてる杉野さんが一番しっくりくる気がしてしまう」など、怪文書の犯人は秘書・蛯沢(杉野遥亮/27)だと疑う考察が多かった。