くりぃむしちゅーネプチューンチュートリアルの3組7名の芸人軍団がホスト役を務める『しゃべくり007』(月曜/夜9時~)。2008年から続く、日本テレビを代表する人気トークバラエティ番組に“今秋終了説”が浮上し、視聴者をざわつかせている――。

 同番組を巡っては、6月2日配信の『週刊女性PRIME』が“番組打ち切り説”を報道。記事によると、日本テレビはお昼の情報・バラエティ番組『ヒルナンデス!』(2011年3月開始)など長寿番組を“マンネリ化”を理由に終了候補に挙げているといい、その1つとして『しゃべくり』も浮上しているというのだ。

 記事では、くりぃむしちゅー・上田晋也(55)に記者が直撃取材したところ、上田は「僕は聞いてないですね」と、少なくとも現場では終了説は出ていないと回答していた。

 そんな、今秋終了説報道が出た『しゃべくり007』だが――制作会社関係者は言う。

「少なくとも、『しゃべくり』は視聴率不振による打ち切りだけはあり得ません。同番組はゲスト出演者が豪華でラインナップも幅広く、数字も決して悪くないですからね」

 現在のテレビ界では、個人視聴率とコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)が重視されていると言われるが、『しゃべくり』は世帯視聴率も含めて数字は好調。

 最近では、手越祐也(37)がゲストの5月12日放送回が世帯8.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人5.3%、コア4.9%を記録。世帯は同時間帯2位、個人は1位という状況にある。さらに、

「コア視聴率4.9%というのは、かなりの高数字です。5月12日の同時間帯、他局の番組のコア視聴率は1%台。つまり、ほとんどの若年層の視聴者が『しゃべくり』を見ていたということですよね。

 そして、この数字は5月12~18日の週に放送された全局の全番組の中でも2位タイという凄い数字。同日放送の『月曜から夜ふかし』、5月17日に放送された賞レース特番『THE SECOND〜漫才トーナメント〜2025』(フジテレビ系)と同じでした。注目度の高い賞レースと肩を並べるほどの高視聴率番組ということです」(前同)

 なお、同週の1位は5月18日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の6.4%。『イッテQ』は基本的に毎週、コア視聴率が全局全番組中1位という“お化け視聴率番組”となっている。