「田中さんが騒動後初めて公の場に出てきて、一方の永野さんはずっと側で支えていたマネジャーが退所。ここにきて動きがあった両者ですが、今後の活動は、やはり厳しくなるでしょうね」(ワイドショーデスク)
6月18日、永野芽郁(25)との不倫疑惑が報じられていた田中圭(40)が、主演ドラマ『おい、太宰』(WOWWOW/6月29日放送)の完成報告会に、脚本・監督を務める三谷幸喜氏(63)、共演者の小池栄子(44)、宮澤エマ(36)と4人で登壇した。田中が報道陣の前に立つのは、不倫疑惑報道後初めて。
田中と永野は、4月24日と5月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)にて不倫疑惑が報じられた。双方の事務所はいずれも不倫、熱愛説を完全否定したが、永野と田中がラブラブな様子で密着する写真や2人のものとされる生々しいLINEのやり取りも誌面には掲載された。
一連の報道を受け、田中と永野をCMに起用していたスポンサー企業が公式サイトなどから画像や動画を削除する“CM削除ドミノ”が発生。田中は3社、永野は9社のCMに出演していたが、不倫報道から1か月あまりで、2人のCMを目にすることはなくなってしまった。
報道後も田中は舞台『陽気な幽霊』(5月3日~6月15日)の主演として客前には立っていたが、舞台初日時に会場を訪れた取材陣の前に姿を見せることはなかった。
「18日の完成報告会での対応は代表質問のみ。イベントは“登壇者への呼びかけはご遠慮ください”という注意があるなど厳戒態勢で実施されました。作品に関すること以外のコメントはありませんでしたが、三谷さんらが田中さんを意味深にイジる場面はありましたね」(前同)
田中が、オファーを受けたきっかけを「三谷さんとプライベートで会う、“ある特定の場所”がありまして……」と話しかけると、三谷氏は「特定の場所って言ったらいけないの? なんかいやらしい」とニヤリ。「ジム、ジムです!」と慌てる田中を、小池が「健康的じゃないか!」「おまえが悪いぞ、今のは!」「(取材陣のカメラを撮る音が)早くなってるから!」と、ツッコミを入れつつフォローしていた。
「三谷さん、小池さんの上手なフォローもあり、うまく笑いに変えていました。ただ、一連の騒動に対する言葉はいっさいなしで、コメントが何もないはおかしい、といった厳しい声もSNSには寄せられていましたね。
ただ、この田中さんの会見で“ひと区切り”と見られています。田中さんはドラマ『おい、太宰』の放送が6月29日にありますが、その前の稼働はもうなさそう。そして、永野さんも同じく稼働を終えています。5月16日から公開されている主演映画『かくかくしかじか』は公開中ではありますが」(前同)
永野主演の映画『かくかくしかじか』は、『東京タラレバ娘』(講談社)や『偽装不倫』(文藝春秋)などのヒット作品で知られる大人気漫画家の東村アキコ氏(49)の自伝エッセイ漫画が原作で、主人公と恩師との9年間にわたる絆を描いた物語。
5月16日、都内で行なわれた『かくかくしかじか』の公開初日舞台挨拶にて、永野は不倫疑惑報道後、初めてファン、観客の前に姿を見せた。同舞台挨拶は異例の“取材陣NG”で行なわれたが、永野は“この度は一連の報道でお騒がせして、ご迷惑をおかけしてすみません”と謝罪して、涙で言葉を詰まらせたという。
「世間から見て、今回の田中さんとの不倫疑惑は、限りなく黒に近いグレーという感じですよね。双方の事務所や本人たちは否定していますが、親密な手つなぎ写真に報道内容と合致する本人のものと見られるLINEのやり取りの内容……“苦しい言い訳”と見る向きが多いですよね。そのため、『かくかくしかじか』の舞台挨拶での“取材陣NG”などの対応にも、否定的な声は多かった。ただ、“取材陣NG”は映画宣伝サイドが、混乱を避けるために決めたことではありましたが。
しかし、両者の基本的には何も言わない“貝戦略”は功を奏したのか、騒動感はすでになく、一気に収束に向かっている感じですね」(同)