■マネジャーは電撃退社 背景には……

 映画『はたらく細胞』は清水茜氏による同名の漫画(講談社)が原作の実写映画。擬人化された“はたらく細胞”たちの物語で、永野は赤血球、佐藤は白血球を演じた。アニメ化もされた原作漫画はシリーズ累計900万部を超え、子どもたちにも大人気。実写映画は大々的なプロモーションも手伝い、最終的には興行収入は62億円を突破した大ヒット作である。

 そんな永野だが、6月18日配信の『NEWSポストセブン』では、永野を近くで支えていた20代の男性マネジャーA氏が6月上旬に事務所を退社したと報じられた。A氏はアイドルグループももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子(30)の実弟として、業界では有名な人物である。

「A氏は2月、『週刊新潮』(新潮社)で永野さんの現場での数々の“衝突トラブル”が報じられていました。態度があまりにも大きく、制作スタッフから怒りの声が上がっていると。A氏の中では同報道で事務所に大きな迷惑をかけたという思いがあり、さらに今回の永野さんの件でも自身にも責任があると感じて、自ら退社を申し出たと見られています。

 共にやってきたマネジャーは電撃的に退社しましたが、永野さんは今後も事務所に所属して活動を続けていくようです。現在は海外に行っているという報道もありますが、しばらくすれば復活に向けて準備を進めていくのではないでしょうか」(前出のワイドショーデスク)

 民放キー局関係者は言う。

「永野さんが所属するプロダクションは数多くの事業を手掛ける業界の最大手。音楽部門もあるので、特技のギターを生かしてのアーティスト活動などもあり得るのかもしれません。

 そして彼女の場合、不倫疑惑報道を受けても、主演映画、メインで出ているドラマが悲惨なことにならなかったのが大きいですね。配信された『はたらく細胞』への影響もなかったようですし、CMはなくなりましたが、違約金などの報道もまだ出ていない。

 もちろん、彼女と田中さんの不倫疑惑報道は多くの影響をもたらし、数々の“対応”があったでしょうが、これが、多方面に大損害をもたらすようなことになっていたら、また事態は変わったでしょう。もし、映画『かくかくしかじか』の公開ができない、なんてことになっていたとしたら……それこそ、永野さんは再起不能のような状態になっていたかもしれません。

 永野さんは当面は、少なくともCMスポンサーが絡む地上波のドラマなどは厳しいでしょうが、映画、配信、舞台などでの復活は、案外早いのかもしれません。もう清純派の役も厳しいでしょうが、俳優は一作品で評価が変わるもの。来年、永野さんが出る配信作品が大きな話題になっている――そんな展開もゼロではなさそうです」

 ちなみに、永野が出演していたドラマ『キャスター』は未回収の伏線の多さ、最終回に意味深に登場した謎の男(timelesz寺西拓人/30)の存在もあり、続編制作は濃厚。同作を手掛けたTBSの伊與田英徳プロデューサーは囲み取材で、「現状、今はノーコメントです。でもできたらいいなとはもちろん思っています」とコメントを出している。

 現在は、“続編があっても永野演じる崎久保華は異動などして出ないのでは?”という声が多いが、もしかしたら普通に……。