嵐・二宮和也にとって42歳の誕生日である6月17日、著書『独断と偏見』(集英社)が出版された。二宮にとって初の新書であるほか、SNSでは嵐の復活発表や“バースデー動画”などの話題性も重なり、売り切れ報告が続出している。なかなか本が売れない出版不況の中、同書の初版は6万部。発売日当日に重版が決定したという。
『独断と偏見』は、二宮が2024年3月から12月までの10か月間で行なわれた取材での、一問一答形式で返答していったものが書かれている本。23年10月に旧ジャニーズ事務所から独立してからの話、嵐への思いなど、「100の問い」に答えている。
そんな二宮が所属する嵐は2020年末の無観客ライブを最後に活動を休止していた。リーダー・大野智(44)も芸能界から距離を置いていたが、5月6日、嵐が26年春にラストツアーを行ない、同年5月末でグループとしての活動を終了することを発表。
さらに二宮の誕生日である6月17日には、櫻井翔(43)、相葉雅紀(42)、松本潤(41)、そして大野が誕生日を祝福するバースデー動画がファンクラブ会員向け動画に投稿され、注目を集めたばかりでもあった。
そうした影響もあるのだろう、SNSでは、
《どーしても誕生日当日に、二宮くんの初著者「独断と偏見」買いたかったのに、本屋さん3軒ハシゴしたけど、どこも置いてなかったー》
《ノリで隣駅まで行って電車乗って路線乗り換えて二駅ガタンゴトンして独断と偏見ゲットしてきた!隣駅の本屋は売り切れだった!流石ニノ!》
《お店の方に聞こうとしたら、なんか「あっ(察し)」って感じだった 二宮和也の人気を舐めてました。すみません》
といった、売り切れ報告が続出していた。
「同著では、24年12月時点での、嵐の活動再開に関する二宮さんの見解も書かれていました。その内容からは、嵐が2019年1月27日に活動休止を発表した会見から全くブレておらず、嵐と大野さんへの変わらぬ想いがあらためて伝わってきました」(ワイドショー関係者)