■秋にも始動『ダウンタウンチャンネル』の最初のコンテンツは……

 吉本興業が今夏にもインターネット配信サービス『ダウンタウンチャンネル(仮称)』を始動させると4月25日の読売新聞が報道。配信サービスはサブスクリプション(定額制)で、ダウンタウンによるコンテンツの発信や利用者も参加可能なライブ配信などを予定しているという。

 吉本興業は24年12月に動画などのコンテンツ制作資金を調達するファンドを設立。国内外の企業数社の出資を受け、数十億円規模を集め、海外に販売するなどのビジネス展開も視野に入れているとされる。

「一部では7月1日にも始動すると報じられましたが、ここにきて吉本サイドは否定。いざスタートとなったらとんでもない同時接続数になることが予想されますからね。サーバーダウンなどのトラブルを避けるためのシステム面の強化に時間がかかっているようで、秋頃の始動になると見られています。

 それでも、『ダウンタウンチャンネル(仮)』という仮称ではなく正式なチャンネル名もすでに決まっているそうで、始動に向けて関係各所は着実に準備を進めているといいます」(前出の制作会社関係者)

 ネットとの相性などや世界展開も考えてだろう、PrimeVideoで配信されている『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』や『HITOSHI MATSUMOTO presents FREEZE』に携わる優秀なテレビマンも『ダウンタウンチャンネル(仮)』チームに入っているようだ。

「『ダウンタウンDX』の最終回に浜田さんが出演しなかったことの背景に、松本さん復帰前に番組を打ち切った読売テレビへの怒りがあると言われていることからも、あらためてダウンタウンのコンビ仲の良好さが伝わってきます。

 松本さんも24年末のインタビューで、復帰の一発目は浜田さんと2人でやりたいと語っていました。『ダウンタウンチャンネル(仮)』では過去のコンテンツの流用や新作コントなどが配信されるとも報じられていますが、最初のコンテンツはダウンタウン2人でのトークになる可能性が高い。

 それだけコンビの絆は強く、両者は今秋だとされる『ダウンタウンチャンネル(仮)』の準備に力が入っているのではないでしょうか」(前同)

『ダウンタウンDX』最終回を“欠席”した浜田。目下、松本とともに『ダウンタウンチャンネル(仮)』の準備に注力しているのだろうか。