今田美桜(28)主演のNHK連続テレビ小説あんぱん』。同ドラマは視聴率が右肩上がりとなっており、第14週(6月30日~7月4日)の週間平均視聴率は、番組最高の16.9%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を更新。週平均17%台もいよいよリアルになってきた。

 そんな人気朝ドラ『あんぱん』に、眞栄田郷敦(25)が“漫画の神様”手塚治虫さんをモデルにした天才漫画家・手嶌治虫(てじま・おさむ)役で出演することが7月11日に発表された。登場はまだ先になりそうだが、Xでトレンド入りするなど、ドラマはさらに注目度を上げている。

【以下、『あんぱん』ネタバレを含みます】

『あんぱん』は、国民的キャラクター『アンパンマン』を生んだ漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻をモチーフにした作品。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶを、北村匠海(27)がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じる。

 物語は太平洋戦争を経て戦後に突入。嵩は、のぶが働いていた新聞社「高知新報」に就職。第15週(7月7日~11日)では、のぶたち高知新報の面々が東京・銀座へ取材に赴き、そこで高知出身の女性代議士、薪鉄子(まき・てつこ/戸田恵子・67)と出会う――という物語が展開された。

「現時点での『あんぱん』は1946年の夏が舞台。史実でのやなせさんと手塚さんの出会いは、手塚さん原案のアニメ映画『千夜一夜物語』(1969年)の美術監督をやなせさんに依頼した、というもの。そのため『あんぱん』での登場は少し先になりそうですが、解禁された眞栄田さん演じる手嶌治虫のビジュアルに加えて、眞栄田さんと北村さん、今田さんの“関係性”もあり、ファンは盛り上がっています」(テレビ誌編集者)

 手塚さんはベレー帽がトレードマークだったが、『あんぱん』で眞栄田が演じる手嶌もベレー帽をかぶっており、雰囲気は若い頃の手塚さんによく似ていると好評。

 また、眞栄田は北村主演、今田がヒロイン役の映画『東京リベンジャーズ』シリーズ(21年~23年)に、主人公が所属する暴走族のまとめ役・三ツ谷隆役で出演していたことから、3人の再共演に喜ぶファンも多い。

《郷敦出演嬉しすぎる。毎朝みてるので楽しみトレードマークのベレー帽似合う》
《若かりし頃の手塚先生の雰囲気出てる》
《今田美桜ちゃん、北村匠海くんに、眞栄田郷敦くん…東京リベンジャーズじゃん》

 といった期待の声が、SNSにも多く寄せられている。