■手越祐也は復活しつつあるが…
さらに、番組開始当初(2007年)からレギュラー出演していた手越祐也(37)は、コロナ禍での飲み会参加などが問題視されて、20年5月に活動を自粛。同年6月末にジャニーズ事務所から退所したこともあり、『イッテQ』からも事実上の降板に。
その後、手越は24年10月13日放送回でカムバックを果たし、今年4月13日放送回にも再出演するなど復活しつつあるが、まだゲスト以上準レギュラー未満といった感じで、以前のように継続して登場しているわけではない。
「そんな状況で、中岡さんは『Qtube』シリーズでの活躍を中心に、『イッテQ』には欠かせないエース級の存在として重宝されてきました。
現状、最後の『Qtube』は5月25日放送のスペインロケ回でしたが、そこでも重さ10キロのマグカップでアツアツの紅茶を飲んだり、クライミングに挑戦したりと全力でロケに挑んでいた。しかも、スペイン中で12時間もの大停電が発生し、ロケはおろか携帯電話すら使えなくなる予測不可能なアクシデントまで発生し、とにかく大変な収録となっていましたね」(前出の制作会社関係者)
そんな過酷な『Qtube』は、今年に入ってから計5回、およそ月イチのペースで放送されていた。出川や宮川、みやぞんのロケも同じくらいのペースで、すでに5、6回放送されている。
しかし、彼らも着々と年齢を重ねており、現在61歳の出川は7月15日の『出川哲朗のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、首は頚椎症性神経根症、足は足底腱膜炎という、痛みを伴う病気を患い、満身創痍であることを告白していた。
「イモトさんが子育てで無理はできず、手越さんとデヴィ夫人の出演も激減した。それにより中岡さんの稼働が増えていったところもありそうです。それで、スタッフは気をつけていたでしょうが、身体を張る『Qtube』のロケの性質上どうしても負傷リスクは避けられないところがあり、現実にそれが起こってしまったと。
レギュラーメンバーの高齢化のなかケガのリスクはますます高まっていますが、若手の登場は叶っていない状況にあると……。それを考えると、視聴率は変わらず絶好調ながら、やはり『イッテQ』は正念場を迎えている感じですよね」(前同)
日テレを代表する超人気番組の今後は、どうなっていくのだろうか……。