北川景子が、2025年後期放送の高石あかり主演NHK連続テレビ小説『ばけばけ』で朝ドラ初出演するという発表があった。北川は、主演した4月期ドラマ『あなたを奪ったその日から』(フジテレビ系)で演じた等身大の母親役が話題になった他、11月公開の主演映画『ナイトフラワー』でも母親役を演じるというニュースがあった。
『ナイトフラワー』で演じるのは、ドラッグの売人になる危険な母親という役で、キービジュアルでは、ブルーのヘアカラーとすっぴんに見える疲れた表情で別人のようなルックスを披露している。
北川のように役作りで別人級の変化をする俳優は多い。そこで今回は20~40代女性100人に「役作りに驚いた俳優」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第10位は、富田望生。
富田は、2015年の映画『ソロモンの偽証』でデビュー。そのときの役作りで15キロ体重を増やしたという。2019年放送の菅田将暉主演ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の生徒役でブレイクをはたした。
富田は、2023年放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)で、2018年公開の映画『SUNNY強い気持ち・強い愛』で食べて20キロ増量したと明かし、役を終えると自然に体重が落ちると語っていた。
富田は今期放送の福原遥主演ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)で、子育てに悩む母親役を演じたことが話題になった。
「ぽっちゃりのイメージが強いが、たまにとてもほっそりしている」(39歳/女性/公務員)
池脇千鶴は、今年1月期放送の板垣李光人、中島裕翔主演ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(フジテレビ系)で、同僚を殺害するコンビニ店員役で出演。池脇といえば、「三井のリハウス」の第8代リハウスガールとしてデビュー、映画『ジョゼと虎と魚たち』の主演など美少女イメージで知られていたが、『秘密』では、ぽっちゃりした冴えない中年女性という役らしいビジュアルに大変身し、視聴者を驚かせた。
「役が憑依しているのでリアリティがあって見入ってしまう」(47歳/女性/会社員)
「ドラマで太って別人のようになっていた」(45歳/女性/会社員)
唐田えりかは、2024年配信のゆりやんレトリィバァ主演Netflixシリーズ『極悪女王』で長与千種役を演じるために体重を10キロ増量、劇中では丸刈りになる場面もあった。唐田は2025年2月に公開された映画『死に損なった男』にも出演しており、『極悪女王』撮影後、2~3か月で体重を10キロ減量して映画撮影に臨んだという。
唐田は、7月31日に配信がスタートした佐藤健主演Netflixシリーズ『グラスハート』に出演していることも話題だ。
「『極悪女王』のプロレスラー役がとても真に迫っていて良かった」(44歳/女性/自由業)
「以前は大人しそうなイメージの女優さんだったが、最近はプロレスラーやいろいろな役をやっている」(25歳/女性/会社員)
第7位は、吉沢亮。
吉沢は公開中の主演映画『国宝』が、7月27日までの興行収入が75.9億円を突破、観客動員数 538万人という大ヒットを記録している。
吉沢は2021年の主演NHK大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢栄一を好演、晩年の渋沢を演じるため最終的に8キロ増量した。同年には大ヒットした北村匠海主演映画『東京リベンジャーズ』シリーズが公開になったが、同映画では金髪長髪のカリスマヤンキー・マイキー役を演じ、役作りの幅をみせた。
「『国宝』は本当に歌舞伎役者なのではないかと思う素晴らしい演技だった」(39歳/女性/会社員)
「全身で演技している感じで、いろいろな役柄ができる」(43歳/女性)