■魚介に卵のパワーで精力増強
冷房と外気の温度差などから自律神経のバランスが乱れ、精力減退が気になるのも夏ならでは。ED予防にはエビ、イカ、アサリが入った海の幸カレー(1016円)が強い味方になる。
「魚介類のEPA/DHAには血液サラサラ効果があり、血行改善が期待できます。加えて、イカのタウリンは心臓や肝臓の機能を、アサリの亜鉛は男性ホルモンの生成をサポートするので、活力増強に理想の組み合わせです」(石原氏)
さらに精をつけたい人は、トッピングで一工夫。
「卵のタンパク質も効果的なので、半熟タマゴ(120円)、ゆでタマゴ(120円)、スクランブルエッグ(220円)などを足すと、なお良しです」(望月氏)

最後に、望月氏から、こんなアドバイス。
「カレーを食べる前には、ぜひ牛乳とヨーグルトを合わせたラッシーを飲んでください。発酵食品で、胃腸を整える働きがあるので、胃もたれを予防できます」
カレーのスパイスとトッピングの力を借りて、この夏を元気に乗り切ろう!
※すべて店内飲食での税込み価格(7月22日時点、編集部調べ。商品の内容や価格は変更となる場合があります)。
石原 新菜(いしはら・にいな)
医師。イシハラクリニック副院長。ヒポクラティック・サナトリウム副施設長。健康ソムリエ理事。ロングライフラボ理事。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍。著書に『眠れなくなるほど面白い免疫力の話』『医者が教える奇跡の16時間断食』『温活365日』等、70冊を数える。
望月 理恵子(もちづき・りえこ)
健康検定協会理事長、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、小田原短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。『栄養学の◯と×』、『やせる時間に食べてみた!』など著書も多数。