■「国民的アニメ」第2位は「昭和」を感じさせるアニメ

 第2位(20.0%)は、『サザエさん』。

 長谷川町子氏の漫画が原作の『サザエさん』は、1969年からフジテレビ系で放送されている長寿アニメ。主人公のフグ田サザエを中心に、3世代7人の家族が同居する磯野(フグ田)家の何気ない日常を描いている。日曜日の夕方の定番として長年愛されており、『サザエさん』を見て月曜からの学校や仕事を憂鬱に感じてしまう状態を“サザエさん症候群”と呼ぶなど、いろいろな意味で広い世代に浸透している。

『サザエさん』では、家族でちゃぶ台を囲んで団らんするシーンなど、昭和の古き良き世界観も魅力で、2013年には「最も長く放送されているテレビアニメ」としてギネス世界記録に認定された。

「子どもの頃から見ていて、誰もが知っているアニメだから」(47歳/男性)

「超長寿アニメだから」(48歳/男性)

「いちばん馴染みがある」(49歳/男性/会社員)

「小さい頃からずっと見ている」(34歳/女性)

「どの作品よりも長く愛されている」(39歳/男性/会社員)

「日本中の人が知っていると思う」(49歳/男性)

「あらゆる面で害がなく、年齢性別問わず楽しめる」(47歳/女性/自営業)

「長きにわたって放送されている」(39歳/男性/会社員)

「昭和のアニメで、どの世代も知っている」(48歳/女性/自由業)