横浜流星(28)主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第31回「我が名は天」が、8月17日に放送される。10日放送の第30回「人まね歌麿」は、一橋治済を演じる生田斗真(40)が「怖い」と話題になっていた。

 同ドラマは、町民文化が花開いた江戸時代中期を舞台に、名だたる浮世絵師を世に送り出した“江戸のメディア王”で、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた“蔦重”こと蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の生涯を描く。江戸城での権力争いが盛り上がってきた。

 第30回は、蔦重は狂歌絵本を手掛けるため、周囲から“人まね歌麿”と呼ばれるようになった歌磨(染谷将太/32)を、今が売り時と判断して起用する。その後、蔦重は歌麿ならではの絵を描いてほしいと新たに枕絵を依頼するも、歌麿は自分が殺した母親やその情夫の幻覚に阻まれて苦悩する。

 そんなとき、幼い歌麿に絵を教えた妖怪画の大家・鳥山石燕(片岡鶴太郎/70)が訪ねてきて、歌麿を「三つ目」と呼ぶ。それは、普通の人には見えないものが見える目を持つ者の意味だった。一方、治済は松平定信(井上祐貴/29)に公儀の政に参画しないかと誘いの文を送り……という展開。

 歌麿がメインの回だったが、終盤に治済が大雨の中で舞う姿が描かれたため、X上では、《黄表紙の話とか、歌麿の話とか、色々あったんだけど、最後生田斗真が雨の中踊ってるのが怖すぎて、全ての感想が生田斗真うざいし怖いに全て持って行かれてしまいました。こわいです。顔がいいのに怖》などと、最後は完全に生田斗真が持っていったという声が多かった。