WBCで世界を驚かせたのは、大谷翔平だけではなかった。

 3月22日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝で、侍ジャパン日本代表が米国を3-2で破り、14年ぶり3回目の優勝を果たした。

 打者としても投手としても、まさにマンガを超えた活躍ぶりでMVPを獲得した大谷翔平。さらに、村上宗隆、吉田正尚、チームを一つにまとめたダルビッシュ有…。まさに“史上最強”だった日本代表だが、選手、そして日本人サポーターの立ち振る舞いにも称賛の声が寄せられている。そんな“世界をおどろかせた”日本人のスゴイ話をまとめてみた。

 まずは、3月11日、予選リーグ第3戦の対チェコ戦。先発の佐々木朗希選手(21)が、4回途中1失点の快投を見せた試合だが、こんな一幕があった。

「4回表、佐々木選手が投じた162キロの速球が、チェコ代表のウィリー・エスカラ外野手の左ひざ付近を直撃する場面がありました。試合後の13日、佐々木選手が両手いっぱいのお菓子を持って、エスカラ選手へお詫びに出向いたんです。

 この行動に、チェコ代表のハジム監督は、“今まで以上に佐々木投手のファンになりました”とコメント。SNS上でも、国内外から大きな反響を呼びました」(夕刊紙記者)

 続く、3月12日の予選リーグ第4戦の対オーストラリア戦では、“3番・DH”で出場していた大谷翔平選手(28)が、1回裏にライトスタンドへ特大ホームランを放った。注目を集めたのは、その打球の行方。

「大谷選手の記念すべきWBC第1号のホームランボールは、ライトスタンドにいた女性ファンがゲットしました。彼女のその後の行動がすごかった。その貴重なボールを付近のファンに回してあげて、みんなでホームランボールの記念撮影をしたんです。

 そして、最終的にボールは最初にゲットした女性ファンの手元に戻ってきた。オーストラリア戦を実況していた米スポーツ専門局『FOXスポーツ』の解説者たちは、その光景を大絶賛。また、同じく『FOXスポーツ』のベン・バーランダー氏が、ツイッター上で、“間違いなくアメリカでは見たことないだろう”とコメントしたりと、日本ならでは、ともいえる光景がピックアップされました」(前同)

 まだまだ、世界を驚かせた“日本人のスゴイ話”はある。