歌手で俳優の福山雅治(56)が8月18日にXを更新。『女性セブン』(小学館)の独占取材を受けていたと告白して大きな話題となった――。
元タレントの中居正広氏(53)とフジテレビの元女性アナウンサーのトラブルを巡り、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会は、3月31日に公表した調査報告書で中居氏の行為を《業務の延長線上における性暴力だった》と認定した。
同報告書では、フジテレビが《ハラスメントに寛容な》企業体質にあったことと《不適切な会合》が繰り返し行なわれていたことが指摘されたが、福山がその不適切な会合に参加していたと18日発売の『女性セブン』の記事で明らかになったのだ。
報告書によると、当時のフジテレビの専務だった大多亮氏(66)が《懇意にしている特定の男性有力番組出演者との会合に女性アナウンサーや女性社員を同席させていた》といい、《当該会合における大多氏や当該番組出演者の会話がいわゆる下ネタ的な性的内容を含んだものであった旨述べる者も多数おり、不快であった旨述べる者もいた》としていた。
「今回の報道でこの《男性有力番組出演者》が福山さんだったと明らかになりました。2005年から年1~2回ほどの頻度で開催されていた大多氏主催の会合には毎回複数のアナウンサーが同席し、少なくとも19人が参加していたと報告書にはあります。
有力番組出演者は、大多氏とのLINEで《女子アナの皆様との会、よろしくお願いします!》などとやりとりし、大多氏がその要望に応じる形で会合が行なわれていたと記事では伝えています」(女性誌編集者)
福山は『女性セブン』からの問い合わせに対して、インタビューの形で対応。70分に渡ってこの件について話したといい、さらに自身のXを更新して《今回、女性セブンさんからの独占取材を受けさせていただいたことをご報告いたします》とし、次の報告をした。
《フジテレビさんが設置した第三者委員会からの質問に回答した経緯と、その報告書に記載されていた内容についての補足や説明です。第三者委員会の調査に対しては、「きちんと回答すべきである」という意向のもと協力いたしましたが、所属事務所とも慎重に協議を重ねてきた結果、関係者に対しての詮索、特定、誹謗中傷が発生する可能性を鑑み、自ら名乗り出るべきではないと考え、こちらからの発信は控えておりました。詳細につきましては当該誌面をご確認ください》
18日には所属事務所のアミューズも公式サイトを通じて福山についての声明を発表。
《フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会から、今年3月に、福山雅治のヒアリングへの協力要請をいただいておりました》
《過去にフジテレビ専務(当時)大多亮氏が主催した懇親会に福山が参加したことがあり、その件に関して、第三者委員会からいくつかのご質問をいただきました。大多氏が主催した懇親会に本人が出席したことがあることは事実ですが、あくまで仕事先の会食にお招きいただいたとの認識のもと出席させていただいた次第であり、一連のフジテレビ問題で取りざたされているような問題はありませんでしたが、福山本人の「これはきちんと回答すべきである」という意向もあり、第三者委員会には前向きに協力させていただきました》
「大多氏主催の会合には毎回、女子アナが同席していたということですが……あらためて大多氏の“過去の発言”を想起した人も少なくなかったのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)