■宇宙? 三位一体!? 謎多き「三柱鳥居」!
皆さまが今度、神社にお参りに行った際は、鳥居の形にも注目してみてください。多種多様で、実に見ごたえがあります。
現在、多くの神社で見られる“明神鳥居(みょうじんとりい)”は、笠木がやや反っているのが特徴で、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
一方で、三重県の伊勢神宮に代表される“神明鳥居(しんめいとりい)”は、シンプルで直線的なフォルムをしていて、凛とした佇まいをしています。
他にも魅力的な形がたくさんありますが、特に珍しいのが、京都府の太秦にある、木嶋神社の“三柱鳥居(みつばしらとりい)”です。その名の通り、三本の柱で立ち、中央に、かつて湧き水があったとされる神聖な場所を囲っています。
木嶋神社は、京都府で最も古い神社の一つと言われています。創建から現在までの歴史も、謎の部分が多く、三柱鳥居は宇宙の中心を表しているという説や、古代キリスト教の三位一体を表しているという説など、今も、さまざまな議論がなされています。

この夏は、改めて、神社と向き合ってみてはいかがでしょうか。ちなみに、鳥居をくぐる際は中央を避けるのがマナー。そして、左側なら左足から右側なら右足からと、神様にお尻を向けないように通りましょう。
貴乃花光司(たかのはな・こうじ)
1972年8月12日、東京都生まれ。88年、藤島部屋に入門。92年の初場所で、史上最年少の19歳5か月で幕内初優勝。兄・若乃花と「若貴フィーバー」を巻き起こす。94年11月に第65代横綱に昇進。幕内優勝22回。生涯戦歴は794勝で、「平成の大横綱」と呼ばれた。2018年に日本相撲協会を退職し、現在はテレビ、講演会等、幅広く活躍中。インスタグラム(takanohana__official)