俳優の大泉洋(52)が、10月クールのテレビ朝日系『ちょっとだけエスパー』(火曜夜9時~)で主演を務めることが8月19日、発表された。大泉のコメント、脚本を担当する野木亜紀子氏(51)のXでの投稿から、宮崎あおい(39)の出演が有力視されており、期待の声が寄せられている――。

『ちょっとだけエスパー』は、会社をクビになったサラリーマン・文太(大泉)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救うかもしれない、完全オリジナルのSFラブロマンス。

 公式サイトには《文太と共に戦う(?)「ヒーローの仲間」がどんどん発表されていく》とあり、大泉は“ちょっとだけヒント“として、

《実は過去に共演したことがあります。その方の兄役を演じました。あとあまり民放の連ドラのイメージがない方なので、とても新鮮だと思います》

 と、コメント。

 また、野木氏は今後発表されるメインキャスト6人の内訳を《はじめまして3 二度目まして 1 それ以上2》と、過去の仕事歴を添えてXで告知した。

 大泉と野木氏の“公式匂わせ”に、ファンは沸騰。

《2018年放送の「あにいもうと」で共演した宮崎あおいさんとか?》
《民放のイメージがなくて、大泉洋が兄役をやったことがあるということは、宮崎あおい…?》
《噂通りだと、宮崎あおいさん出演だよね?》

 など、宮崎を連想する声が多い。“噂通り”というのは、これまで『週刊文春』(文藝春秋)など複数のメディアで、宮崎が大泉主演の秋ドラマに出演する、という報道が出ていたから。

「ファンの声にもありますが、そういった“公式の匂わせ”から、大泉さんとSPドラマ『あにいもうと』(TBS系/18年6月)で兄妹役を演じたことがあり、映画やNHKドラマの仕事をメインに活躍していて、さらに野木脚本の作品に出ていない宮崎さんの名前が浮上したと。そして、同ドラマには朝ドラで活躍している人気イケメン俳優の出演もささやかれていますね。

 話通りなら、宮崎さんにとって13年ぶりの民放連ドラになりますが、宮崎さんの私生活や、さらに大河ドラマの撮影などを考えると、とんでもないハードスケジュールになりそうです」(女性誌編集者)

 宮崎は2017年12月に、岡田准一(44)と結婚。18年10月に長男の出産を発表。20年9月に第2子妊娠が一部メディアに報じられたのを最後に出産報道はなかったが、8月7日発売の『女性セブン』(小学館)で、今年に入ってから第4子を極秘出産していたことが明らかとなった。

 また、宮崎は来年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に織田信長小栗旬/42)の妹・お市役で出演予定。同ドラマの撮影は、6月から開始している。そこに『ちょっとだけエスパー』の撮影が始まるとなれば――、

「夫である岡田さんや親族のサポートがあるとしても、大変なことですよね。4児の母で、しかも長男が6歳で、末っ子が0歳という手のかかる時期に、ドラマを掛け持ちで撮影するわけですから……。

 いまや小さなお子さんがいるタレント、女優は珍しくはないですが、4児の母というのは滅多にいない。しかも、ママタレントとしての活動ではなく女優をしている、というのはすごいことですよね」(前同)

 近年では、昨年1月に第2子出産を発表した北川景子(38)や、今年5月17日に第2子出産を発表した石原さとみ(38)など、出産からあまり時間を空けずに女優業を再開する女優は珍しくないが、4児となると話は違ってくるだろう。

 また、タレントの辻希美(38)は8月8日に第5子女児の誕生を報告しているが、宮崎は辻のような“ママタレント”ではない。第2子以降の出産報告を公にしていないことからも、むしろそういった路線は避け続けてきた感じもある。