■珍しくネガティブなコメントが目立つ木村

 また、木村は『教場』が連ドラ化することや、自身の役柄について、3月27日付の『リアルサウンド』でこう話している。

《連続ドラマで“風間公親”をやらせていただくこと自体が、僕の中では不可能だと思っていたんです。(中略)中江さん(『教場』の監督)本人からの説明と熱意を受けて「お願いします」という形になりました。でも、「フジテレビ月曜9時」という物件、そこにこういう内容のお店を当てはめて良いものかというところは若干、挑戦的な部分ではありますよね》

「さらに木村さんは、感情を露わにしない、人間性を感じさせることが少ない“風間公親”を連続ドラマという長いスパンで演じることへの違和感や不安もあるようですね。

 木村さんにしては珍しく、少し戸惑いというか、やや弱気な発言ですよね。視聴率に関しても、前向きなニュアンスの話し方ではありましたが、見逃し配信や“撮り貯めて一気見”など、視聴方法が変わってきていることにも言及していました。

 そしてやはり、サブキャストが豪華すぎるあまり、成功しても“木村拓哉だから数字が取れた”という空気や、“視聴率男の神話更新”という感じは、あまり出ないかもしれませんね。木村さんはスーパースターですが、年齢はもう50歳。若い視聴者層は、20代の赤楚さんや北村さんなど、どうしても若手イケメン俳優に注目しますよね。

 良い数字が出ても、サブキャストが豪華だったから、でも一方で厳しい結果に終わったら、“キムタクはもう厳しい”と言われてしまいそうな感じもします。木村さんは各メディアのインタビューで『教場0』を連ドラでやることの不安を吐露していますが、今回の作品は、“成功”がかなり難しい仕事なのではないでしょうか……」(前出のワイドショー関係者)

 日本芸能界のスーパースター・木村拓哉は、『教場0』でどんな結果を出してくれるだろうか――。