■“一生分荒稼ぎした”とも言われているが…
そうした経緯で、きんに君は1億6000万円という巨額の訴訟を起こされてしまったわけだが、お笑いプロ関係者は「もし万が一、全額支払うようなことになったとしても、それを支払えるだけの余裕はあるでしょうね」と言う。
きんに君は2024年5月の時点で20社以上とCM契約を結び、さらに毎日オファーが次々と舞い込むような状況だったとのこと。また、一部メディアでは、23年から24年にかけて年収ベースだと1億円を優に超えていること、CM以外には映画の上映イベントなどに引っ張りだこで、ギャラも数十分の稼働で100万円以上だと報じられた。
今年も、4月21日にトム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』のスペシャルカウントダウンイベントに登壇したり、8月29日に大ヒット映画『スーパーマン』(7月11日公開)の“爆速プレミア配信”が開始する際のオリジナル・トレーラーに、ナレーションとして起用されるなど、CM以外の仕事も絶好調である。
「収入面に関しては、ここ数年で“きんに君は一生分稼いだのでは”と言われるです。好感度が高いことからCMの仕事が多いの加えて、独立したことでギャラもダイレクトに入ってくるわけですからね。
ただ、今回の集団訴訟が報じられる前にも、きんに君にはイメージが低下しかねない出来事が報じられていましたから、今後はどうなるのか……」(前同)
2024年5月頃、きんに君がスピリチュアル系のセミナーに通っていると複数の週刊誌に報じられた。同セミナーの過激な内容や、そこで「家庭崩壊した」と被害を訴える声なども報じられた。
きんに君は当時『週刊ポスト』(小学館)の取材に対して、あくまでも興味本位で参加したことを明かし、《まあ、別世界のものだなと思いました》と、のめり込んでいないことを感じさせる回答をしたことから、その時点では大きなイメージ低下にはつながらなかったが、今回の集団訴訟報道もあって、
《文春や 週刊ポストに報じられた怪しいセミナーへの複数回参加など…きんに君って脇の甘いとこあるよね 。。》
《宗教の件と言い、きんに君本人は流されてるだけで悪い大人に良い様に利用されているだけのようにも見える》
《きんにくん、妖怪セミナーとかもあったよね。騙されやすいんかな》
といった、“脇が甘い”、“見る目がない”と、多くの人に評されてしまう状態になっている。
筋肉に真摯な姿勢や、にじみ出る人の好さなどから高い好感度を誇るきんに君だが、集団訴訟の件を含めて、今後は少々心配な事態になるかもしれない――。