スーパー戦隊シリーズ50周年記念作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(テレビ朝日系)で”戦隊ブラック”にあたる“ゴジュウユニコーン/一河角乃”を演じる俳優・今森茉耶(19)と、同戦隊のレッド・ゴジュウウルフ役の“スーツアクター(着ぐるみを着て演技を行なう俳優)”である浅井宏輔(41)の戦隊内不倫疑惑が、9月11日発売の『週刊文春』(文藝春秋)(『電子版』は10日)に報じられ、ファンは大揺れとなっている――。
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は、自身の願いを叶えるために巨神テガソードと「指輪の契約」を交わした戦士たちの物語。ゴジュウジャーは仲間であると同時に、指輪争奪戦を繰り広げるライバルであり、彼ら以外にも多くのゲスト俳優が「ユニバース戦士」(※過去作の戦隊レッド)に変身する異色作。
浅井は報道前、9月1日に“持病の悪化”を理由に番組降板を発表。第29話(9月7日放送)以降は、同役を伊藤茂騎(36)が引き継いでいるが――、
「記事によると、今夏、番組を制作する東映にも2人の不倫疑惑が伝わり、それによって浅井さんだけが降板することになったといいます。記者の直撃取材に対して浅井さんは疑惑を否定。今森さんの所属事務所は“社内で事実確認を行なっている”と回答しています。
今回の報道を受けて、今森さんの4月のXの投稿を“匂わせだったのでは”と指摘する声もありますね」(スポーツ紙記者)
今森は4月25日にXで、
《ルパパトなうです。アクターさんがカッコ良すぎてしんどくてもうもはや見たくない(T . T)しんどいしんどいかっこいい好き》
と、不倫疑惑の相手である浅井が主役のアクターを務めた『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(2018年2月~19年2月)の視聴報告をしていた。
同投稿は文春報道後に削除されたが、
《ルパパト関係のツイを消した時点で、割と黒に近いかなと思ってはいますけど》
《この投稿が無かったらまだ浅井と今森を信じる気になれたと思うんだ》
といった、厳しい声が寄せられている。
「『戦隊』シリーズは、多くの子どもたちに見てもらいたくて制作されている作品ですよね。視聴層を考えるとスキャンダルはご法度でしょうし、事実であれば不倫などもってのほか。それだけに、今森さんが今後も『ゴジュウジャー』に出演できるのか、と不安視する声は多いですね」(前同)
【以下、『ゴジュウジャー』ネタバレを含みます】
今森演じる一河角乃は、自称“ハイクラスラグジュアリー探偵。8年前に失踪した妹・緒乙(桧山ありす/17)を救うために指輪争奪戦に参戦し、戦いに身を投じた。
そして角乃は、第20話(7月6日)で「ユニバース戦士」となった妹・緒乙と再会。緒乙は記憶喪失ながらもカリスマギャルとして明るく過ごしていたが、敵に指輪(※変身アイテム)を奪われた途端に意識不明になり、第21話(同月13日)で第三勢力の男・具島玲(馬場良馬/40)に連れ去られてしまう。
具島玲は、ゴジュウジャーの一員である“ゴジュウレオン/百夜陸王”(鈴木秀脩/21)とも繋がりがあるが、角乃らメンバーはそれを知らないため、緒乙の現在地は不明――というのが、『ゴジュウジャー』における、角乃関連の物語である。
ちなみに、角乃のコンセプトは“港区女子”で、演じる今森は事務所の先輩でもある“令和のあざと女王”こと森香澄(30)を役作りの参考にしていることを明かしている。
「今森さんが演じる角乃は、多くの衣装を着こなし、生身でのアクションもこなすなど、視聴者からもとても人気があるキャラクターでした。『ゴジュウジャー』は細かな整合性よりも、個性豊かなキャラクターの活躍をウリにしている感もある作品。それだけに、演者のイメージがダウンしてしまうのは痛手ですよね……」(同)