横浜流星(28)主演のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第35回「間違凧文武二道」が、9月14日に放送される。7日放送の第34回「ありがた山とかたじけ茄子」は、蔦重(横浜)の妻・てい役の橋本愛(29)の演技が話題になった。
同ドラマは、町民文化が花開いた江戸時代中期を舞台に、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた江戸のメディア王、“蔦重”こと蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の生涯を描く。物語は後半に入り、松平定信(井上祐貴/29)が老中首座に就任したことで世が変わりつつあった。
第34回では、定信が幕政を主導することになると、30歳という若さと第8代将軍・吉宗の孫という血筋、そして派手な逸話の数々で江戸市中の人々は期待に湧いていた。しかし、田沼意次(渡辺謙/65)と懇意にしていた蔦重は、定信は意次の手柄を横取りして老中になった「ふんどし野郎」だと怒る。
そんな中、定信は“田沼病”と名付けたぜいたくを批判し、質素倹約こそが国を救うと主張する。蔦重は「死ぬまで働けってことかよ!」と激怒するが、ていは「そもそも今までの世がとち狂っていたと、皆様が言っていた」と反論。蔦重は「皆様って、どこの誰様なんだよ」と言い返すが……という展開。