3月25日に電撃結婚発表を行なった、俳優の中村倫也(36)と日本テレビの水卜麻美アナウンサー(35)。いっさいの熱愛報道はおろか“匂わせ”すらない完全“極秘”の交際を経ての結婚に、世間からは驚きともとに祝福の声が殺到した。

「3月27日放送の水卜アナのMCを務める『ZIP!』に、サプライズで中村さんが出演したときも、夫婦本当に仲睦まじい感じでしたよね……。中村さんは今でこそ売れっ子俳優ですが、同世代の人気俳優たちと比べると下積みの苦労が長いことがです。それだけに、彼を祝福する“古参ファン”も多いですよね」(ワイドショー関係者)

 中村は高校2年生の時に現在の事務所にスカウト。2005年(当時18歳)にさっそくNHK連続テレビ小説『風のハルカ』に出演(当時は“中村友也”名義)したりと順調な滑り出しに見えたが、知名度が上がるチャンスには恵まれず、約15年間もの下積み生活を過ごしていた。

 当時若手のイケメン俳優といえば“青春モノ”か“特撮ヒーロー”が登竜門だが、中村にそういう話が来ることもなかった。「そういった仕事を同世代がこなしていた件について当時は歯がゆい気持ちでずっといた」と、2020年5月に『その素顔が知りたい。俳優・中村倫也』(日本テレビ系)で回想している。

 しかし、同時に単なる“イケメン俳優”として安売りしなかった結果、バイプレイヤーとして活動し、現在の地位を築けたとも中村は話していた。