■イノッチの「もうそんな時代じゃない」が現実味を帯びてくる
滝沢氏からジャニーズアイランド社長の座を引き継いだ元V6の井ノ原快彦(46)は、1月1日に『デイリー新潮』に掲載された独占インタビューにて次のように話していた。
《ひと昔前まで大手芸能事務所では、タレントの独立や移籍を制限する慣習があったが、「もうそんな時代じゃない」とも語る》
《「タレントそれぞれの人生があるのは当然のことです。ジャニーズだけが人生の選択肢じゃない」》
《「滝沢が経営者として新しい会社を作って、そこにファンの人たちもついて、みんなが幸せに暮らせるなら、これからも一緒にエンタメ業界を活気づけるために頑張ろうって言葉を彼に投げかけたい。争う気持ちなんてありません」》
そんな井ノ原は、“今年1月31日にジャニーズ事務所の有料公式ブログで香取慎吾(46)の誕生日を公に祝福する”という行動をとっており、有言実行と言えるだろう。
「まだまだ周囲の忖度の文化は根強いし、現実的なところでは滝沢氏の『TOBE』のタレントと現役ジャニーズの仕事がバッティングすることもあるかもしれませんが、亀梨さんやSnow Manが滝沢さんについて、公の場でハッキリと名前を出しているのを見ても、やはり時代が変わりつつあるのでしょうね。
ジャニーズ事務所ではやはり、メリー喜多川名誉会長(享年93)の逝去が大きい出来事だったと言われていますね。厳しかったメリー氏がいなくなったことで、さまざまなことが変わってきているといいます。
そしてやはり時代の流れですよね。タレントの大手事務所からの独立も普通のことになった今、事務所の上層部がどれだけ締め付けようとしても、もはや不可能ですよね。ましてや売れっ子タレントの発言を制することなんてできません。芸能界が新時代に突入し、ジャニーズ事務所も大きく様変わりしていることは間違いなさそうです」(前出の芸能プロ関係者)
変わりつつある芸能界。“辞めジャニ”とジャニーズの共演も、いずれは当たり前になっていくのかもしれない――。