1月8日に松本潤(39)主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』の初回が放送され、前作『鎌倉殿の13人』の17.3%を下回り、関東地区の視聴率が歴代ワースト2位となる15.4%を記録し苦しい出発となった。
「今作『どうする家康』は、松本さん演じる主人公・徳川家康の苦悩の多い人生を描いた作品で、脚本は映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)など、これまで数々のヒット作を世に送り出して来た古沢良太さん(49)が担当。
古沢さんは、主人公徳川家康に決めた理由を公式サイトのインタビューで“とにかく徳川家康という人の人生がめちゃくちゃ面白いということに尽きる。波乱万丈でピンチピンチの連続の人生。彼自身の腹のくくり方とか頭の良さとか、そして周りに助けられてなんとか生き延びた人物として描いたら、ドラマの主人公”としてこれ以上ないぐらいふさわしい”と答えていました。
その徳川家康像に、松本さんがいちばんふさわしいと考えてオファーしたそうなので、これまでとは違う見せ方が期待されますね」(芸能誌記者)
戦国時代を終わらせ、江戸幕府を開いた誰もが知る徳川家康を、古沢氏は「ナイーブで頼りないプリンス」として描くと語っており、家康だけではなく他の主要キャストも、これまで一味違うキャスティングで話題になっている。
「今回、家康の妻の“瀬名”を清純派の有村架純さん(29)が演じ、これまでの悪女というイメージが強かったキャラクターを、健気で可愛らしい妻へと刷新するようです。さらには、家康のライバルでもあった豊臣秀吉をムロツヨシさん(46)が演じることで、秀吉のコミカルさが際立つことも期待されていますね。
さらに、8日の初回放送で大きな話題になっていたのが、ジャニーズの先輩である岡田准一さん(42)演じる織田信長です。キャスティングも松本さんが直々に“信長をやってください”と岡田さんにオファーしたということでしたが、初回では進軍する馬上でのカリスマ性や、松潤家康がビビりまくっている、という関係性も新鮮でしたね」(前同)
岡田は、自身が主役を演じた大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)では、織田信長の家臣だった黒田官兵衛を熱演。その岡田の信長についてネット上では、
《岡田信長が魔王すぎた》
《麒麟がくるの染谷信長はめちゃくちゃヤバい奴だったが、今回の岡田信長も結構ヤバい奴だった件》
《第1話、1時間スペシャルでめちゃくちゃ色んなことあったのに最後の最後に「俺の白兎」だけで全視聴者の記憶をすべて持っていく岡田信長、やはり破壊力が尋常ではない》
と、迫力の“岡田信長”に絶賛のコメントが相次いでいた。