お笑いコンビ・極楽とんぼ加藤浩次(53)がMCを務める朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)が、17年の歴史に幕を下ろすまで残り2日となった。

 3月29日の『スッキリ』には、番組開始から9年にわたってレギュラーを務めた演出家でタレントのテリー伊藤(73)が8年ぶりに生出演。さらに歌手の松山千春(67)がサプライズで登場。同郷出身の加藤を「北海道民を代表して。加藤、17年間お疲れさまでした」とねぎらった。

「3月31日の最終回を前に『スッキリ』は連日お祭りムードですよね。ただ、24日の生放送中に巻き起こったトラブルが、最後の最後で番組に暗い影を落としていますよね……」(芸能プロ関係者)

※画像は『スッキリ』の公式ツイッター『@ntv_sukkiri』より

■加藤浩次の“やらかし”に日テレ内から大ブーイング!

 24日の『スッキリ』では栃木県の「那須どうぶつ王国」から生中継を行ったが、レポーターを務めたオードリー春日俊彰(44)が、加藤からの「池に落ちるなよ! 春日、池に落ちるなよ! 気をつけろ! 春日、足元に気をつけろ!」という“フリ”としか取れない言葉に煽られ、ペンギンたちが泳ぐ池に何度も転落。

 ペンギンは先に逃げていたものの、一歩間違えれば危害を加える危険性もあり、また衛生上の問題があるこの「NG行為」に那須どうぶつ王国サイドは激怒し、ツイッターに抗議文を掲載したほど。

 27日の『スッキリ』では、森圭介アナウンサー(44)、岩田絵里奈アナ(27)、そして加藤が、春日の池落ちについて謝罪したほか、同日に都内の同局で行なわれた定例社長会見でも、石澤顕社長が「動物に対する配慮が欠けた中継だった。動物園の方々、出演者の方々、視聴者にご迷惑をおかけしたことについてお詫びしたい」と直々に謝罪した。

「あの“やらかし”に、日テレ内では大ブーイングが飛び交っているといいます。程度の低いことをやってしまったというのもありますが、それ以上に、日テレ局員が非常に困ってしまうような事態を巻き起こしてしまいそうなんです……」(前同)