■読売新聞による「日テレ支配」が急ピッチで進められている!?
日テレ局員が困る事態を巻き起こしてしまう可能性とはいったい――。
「ここ最近、親会社である読売新聞による“日テレ支配”が急ピッチで進んでいるんです。新聞は売れない時代となり、読売新聞グループ本社や読売新聞東京本社の台所事情は非常に厳しい。かつて1000万部と世界一の発行部数を誇った読売新聞も、660万部まで落ち込んでいますからね。
そういった事情もあり、子会社である日テレに、読売新聞上層部を送り込んで影響力を強めようと、悪く言えば“浸食”しようとしているわけです」(前出の芸能プロ関係者)
2022年、日本テレビホールディングス(HD)の代表取締役会議長に山口寿一氏(66)が就任している。山口氏は、読売新聞グループ本社と読売新聞東京本社の代表取締役社長でもある。
日本テレビHD代表取締役会長、日本テレビ放送網代表取締役会長を務めている杉山美邦氏(68)も読売新聞社記者や読売新聞大阪本社代表取締役社長を経て、同職に就いている。
「当然ながら、日テレ局員は読売新聞からの支配を嫌がっています。多くの局員がテレビを作りたくて、テレビに憧れて日テレに入社しているわけですしね。ところが近年、上層部が読売新聞出身の人間で固められようとしている。中でも恐れられているのが山口氏だともっぱらです」(前同)