■イノッチとタッキーの考えは「180度違う」
1月1日配信の『デイリー新潮』の独占インタビューに応じた井ノ原は次のように話していた。
《ひと昔前まで大手芸能事務所では、タレントの独立や移籍を制限する慣習があったが、「もうそんな時代じゃない」とも語る》
《「タレントそれぞれの人生があるのは当然のことです。ジャニーズだけが人生の選択肢じゃない」》
《「滝沢が経営者として新しい会社を作って、そこにファンの人たちもついて、みんなが幸せに暮らせるなら、これからも一緒にエンタメ業界を活気づけるために頑張ろうって言葉を彼に投げかけたい。争う気持ちなんてありません」》
「井ノ原さんは、口では“開かれたジャニーズ”と言っていますが、実際は真逆で、退所した滝沢さんの考え方とも180度違うという指摘もあるほど。それぐらい“創業家”の教えを踏襲している。だからこそジュリー氏から直々にアイランドの社長にも指名されたんでしょう。
井ノ原さんは2010年から9年にわたって『あさイチ』(NHK総合)のMCを務め、お茶の間から親しまれましたが、番組に他社の男性アイドルが出演することはあまりありませんでした。
これも、井ノ原さんが“ちょっとどうなんですかね”と、制作サイドに注文をつけていたと言われていて、ジャニーズ事務所の利益を最優先にしていたともっぱらです。“ジャニーズ原理主義”という一面も持っているということですよね」(前出の芸能プロ関係者)
■抜群の好感度を誇るイノッチ
ジャニーズのWEB展開や新たな試みを積極的に導入した滝沢氏と180度違うという評判、制作サイドにしたら「やりづらい」という評価もあるものの、井ノ原の好感度は抜群だ。
「好感度の高さも、社長就任話が有力視される理由の1つなんです。井ノ原さんはすでに会社の広報的な役割を担っていますが、常に優しい笑顔を浮かべていて、彼が言うことには取材に来ているメディアや視聴者も納得してしまうことが少なくありません。
よくよく考えてみたら“どうなの?”という反発が起こりそうなことであっても、持ち前の好感度と笑顔で受け入れてもらいやすいということです。この最強の広報マンぶりは、ジュリー社長にしてみたら本当にありがたいでしょうね。
滝沢さんは“小さなジャニーさん”と呼ばれましたが、井ノ原さんは“小さなジュリーさん”といったと見方もされているといいます。創業家の意向と同じマインドを持っていること、会社への貢献度と好感度の高さも手伝って、一気に本体の社長に昇り詰めるのではないかと、関係者の間ではささやかれていますね」(前同)
ジャニーズアイランド及びジャニーズ事務所社長・イノッチが誕生する日は近い!?