テレビ朝日系で放送されている国民的特撮コンテンツ『スーパー戦隊シリーズ』が、現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』を最後に終了するという報道が10月30日に拡散。現在も、戦隊ファンに大激震が走っている――。
『スーパー戦隊シリーズ』とは、東映制作の大人気コンテンツ。第1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年度)から第49作目『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』まで、50年間テレビ朝日で放送されてきた(78年度のみ放送なし)。今年の『ゴジュウジャー』は、歴代レッド(変身者は別人)や巨大ロボが多数登場する、50周年のアニバーサリー記念作として展開中である。
ところが、10月30日夜に「共同通信」がシリーズ終了を報じ、その後複数のメディアでも取り上げられることに。イベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が、番組制作費に見合わないことなどが放送終了の背景にあると各メディアで報じられている。
「『ゴジュウジャー』は節目であるアニバーサリー作品。その意味では完結作として区切りが良いのかもしれませんが、出演者同士の不倫疑惑が報じられてしまった作品でもあるため、それを嘆く声も少なくないですね……」(特撮ライター)
『ゴジュウジャー』を巡っては、9月11日発売の『週刊文春』(文藝春秋/『電子版』は10日)に、”戦隊ブラック”にあたる“ゴジュウユニコーン/一河角乃”を演じる俳優・今森茉耶(19)と、同戦隊のレッド・ゴジュウウルフ役の“スーツアクター(着ぐるみを着て演技を行なう俳優)”である浅井宏輔(41)の戦隊内不倫疑惑が報じられた。
浅井は文春の取材に対して今森との不倫関係を否定。今森の事務所は「事実確認を行なっている」と回答していた。
浅井は、不倫疑惑報道前の9月1日に“持病の悪化”を理由に番組降板を発表。9月7日放送の第29話以降は伊藤茂騎(36)が同役を引き継いでいる。文春では、今夏『ゴジュウジャー』を制作する東映内で両者の不倫疑惑が伝わり、問題視された結果、浅井が降板することになったと伝えられている。疑惑が報じられた今森は現在も出演中だ。
今回のシリーズ終了報道を受けて、
《それが原因とは思わないけど、万が一本当に終わったら一生ネチネチ言われ続けるだろうなゴジュウユニコーンの人》
《スーパー戦隊最後の作品が不倫まみれのゴジュウジャーで終わるの悲しすぎる最後に特大の泥を塗りやがって…》
《終わるなら終わるで最後に気合い入れてキチンと一年ラスト戦隊やればいいのに。不倫スキャンダルかましたゴジュウジャーで歴史に幕とか雑だな》
と、憤る声も多い。
「視聴者の声にもあるように、“戦隊内不倫疑惑”がシリーズの終了に直結したわけではないでしょうが、子どもたちに愛されるスーパー戦隊の出演者が不倫の疑惑を持たれただけでもイメージは最悪。スポンサーも激怒していたと報じられていますね。
一部では、グッズ売上減が原因という報道もあります。実際、最近の戦隊の売上は、決して良好とは言えない状態が続いていたんですよね……」(前同)