高石あかり(22)主演のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第6週「ドコ、モ、ジゴク。」が11月3日から放送される。10月27日から放送された第5週「ワタシ、ヘブン。マツエモ、ヘブン。」は、錦織(吉沢亮/31)とヘブン(トミー・バストウ/34)の登場で本格的に物語が始まった感があった。
同ドラマは、松江の没落士族の娘・小泉セツと、『怪談』や『知られぬ日本の面影』などの名作文学を残した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにした物語。怪談を愛する松野トキ(高石)が、外国人の夫のレフカダ・ヘブンとともに、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿を描く。
第5週は、銀二郎(寛一郎/29)との別れから4年。22歳になったトキはいまだ貧乏借金暮らしから抜け出せずにいた。シジミ売りで生計をたてるトキは、お得意様である花田旅館の平太(生瀬勝久/65)、ツル(池谷のぶえ/54)夫妻から松江に外国人英語教師がやってくることを知らされ、まだ見ぬ外国人の姿に期待がふくらむ。
数日後、ついにアメリカから英語教師・ヘブンが松江に上陸した。大興奮の観衆の中、島根県知事・江藤(佐野史郎/70)や通訳で呼ばれた英語教師・錦織が出迎える。トキはヘブンと握手をしたが、握られた自分の手をじっと眺める。一夜が明け、ヘブンは憧れの“神々の国の首都”・松江の幻想的な朝の景色に感動するが……という展開。
錦織が来ると決まって逃げ出すヘブン。実は彼は新聞記者で、教師の経験がないため怖くなっていたことを知った錦織は、優しくヘブンに寄り添った。X上では、《ヘブンさんに振り回されてるお芝居加減がとても良くて、何とも言えないあの顔の感じとか最高なんですけど、あと英語の発音が綺麗で聞き取りやすい》など、吉沢に多くの称賛の声が寄せられていた。