高市早苗首相が10月24日に行った所信表明演説中に起きたヤジをめぐり、物議を醸している。所信表明演説では、野党席から演説内容をかき消すほどのヤジが飛び交い、議場が騒然となる場面もあった。
これに、SNSでは《国民の(演説を聞く)権利を邪魔するな》《今は令和》《時代遅れ》など批判が殺到。同日、日本維新の会の吉村洋文代表もXで、「高市総理の所信表明に対する国会のやじは酷いな。もうやめた方がいいよ」と苦言を呈するなど、議論が広がった。
昭和世代にとっては普通だったことも、令和になり見直すべきことが増えている。日常生活においてもそれは同じ。そこで今回は40~50代の男女100人に「時代に合わせてアップデートしていること」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第3位(12.0%)は、スマホの使い方、資産の管理が同率で選ばれた。
いまや私たちの生活の必需品となってきたスマートフォン。電話、メッセージツールとしての手段とだけでなく、キャッシュレス決済の活用もすっかり一般的になってきたためスマホがお財布代わりにもなってきた。
他にも、通勤の合間などのスキマ時間に、音楽や動画を楽しんだり、ゲームをしたり、ニュースアプリやSNSで情報収集をすることもできるため、スマホの使い方をアップデートする人も多い。
「スマホでキャッシュレス決済を使うようになった」(43歳/男性/会社員)
「情報番組で新しい機能を知ったときはすぐに試すようにしている」(55歳/女性/主婦)
「ポイ活などに活用」(46歳/男性/会社員)
「スマホで情報収集している」(47歳/女性)
「いまやなくてはならないもの」(54歳/男性/自営業)
「新機種に機種変」(48歳/女性/会社員)
「SNSで情報収集。新しい便利な機能を調べる」(58歳/女性)
「分からないじゃ済まなくなってきている」(52歳/女性/パート・アルバイト)
物価高の続く時代、資産の管理を見直す人も少なくない。超低金利が続いているため、積立保険や預貯金をするよりも非課税で投資できるNISAを活用するのが主流になりつつある。昨年より新NISAがスタートし、生涯投資枠の上限1800万円までの投資で得られた運用益、配当金、分配金が一生涯にわたって非課税になるなど、制度が改善されたことも話題になった。一方、資産運用には元本割れのリスクがともなうため、無理のない範囲での運用が大切だ。
「先行き不安な時代なので、老後に備えて積み立て投資を始めた」(49歳/男性/会社員)
「貯蓄という考えから投資という考えに移行した」(55歳/男性/公務員)
「年齢とともにリスクを抑えた運用にする」(50歳/男性/会社員)
「スマホで株式や仮想通貨の取引をするようになった」(52歳/男性)
「金利上昇でより良い金融商品への移行を検討している」(55歳/男性/会社員)
「積み立てNISAを始めた」(54歳/男性/会社員)
「いちばん最適なものを取り入れるためにいろいろ調べている」(58歳/男性/自営業)
「預金、投資先を変更した」(59歳/男性/会社員)
「老後を考慮しての資産運用を開始した」(52歳/男性/経営者・役員)