STARTO ENTERTAINMENTが、タレント向けの"メンタル相談窓口”の開設に向けて動き出していることが明らかになった。
STARTO社は10月30日、企業公式サイトにて「2025年度外部有識者会議(第2回)」が9月29日に開催されたことを報告。その議事次第の中に「タレント向けオンラインメンタル相談窓口の開設について」という表記があったことがわかったのだ。
「STARTO社所属タレントには熱心なファンが多いこともあり、ネガティブなことがあった際などネット上で厳しい意見にさらされる機会がとても多い。タレントも積極的にSNSや動画による発信が求められるなか、自身への誹謗中傷や炎上騒動を目にしてしまうことも増えました。『タレント向けオンラインメンタル相談窓口』開設の動きには、そのような背景があるのではないかと囁かれています」(女性誌編集者=以下同)
前述の「外部有識者会議」は、《人権方針に定める人権デュー・デリジェンス並びにコーポレート・ガバナンス及びコンプライアンス体制の整備・強化のための取組の一環》として開催されたもの。同社の企業公式サイトには議事次第および配布資料が記載されており、「ジュニア向けコンプライアンス研修 実施案」「タレント向けコンプライアンス研修 資料」などのほか、「タレント向けオンラインメンタル相談窓口の開設について」というものが確認できる。
「SNS上での誹謗中傷が問題視されるなか、芸能界でもタレントやスタッフに対するメンタルケアの必要性が叫ばれており、実際に取り組みを始める企業も出てきています。たとえばソニーミュージックグループでは、2021年9月に所属アーティストやスタッフのメンタルケアのために『B-side』というプロジェクトを立ち上げ、定期的なメンタルチェックやオンラインでの医療相談ができる仕組みを提供しています。
STARTO社所属タレントの場合で最近、特に炎上騒ぎになる頻度が高いのが、timeleszのメンバーたちですね……」