■来秋にも大型ドラマで主演か――

 さらに、同じく高い好感度を誇るお笑いコンビ・サンドウィッチマンとの冠番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系、土曜日夜6時56分~)も安定した人気があり、今年10月で放送6周年。6月7日放送回では、芦田がスペインを訪れ、英語とスペイン語を駆使して現地ロケを行なうなど、芦田の才女ぶりが注目されることも多い。

 広告代理店関係者は話す。

「芦田さんは、来秋には地上波で大型ドラマの主演が内定しているとももささやかれていますね。その話からも分かるように芦田さんは以前から人気でしたが、大学を卒業したらさらに多くのオファーが殺到することにもなりそうですよね。そして、その先にあると言われているのが、彼女が現状よりもさらにCM界を席巻しそう、ということです」

 女優のCM出演を巡っては、芦田の少し上、20代半ばから後半の世代では、今田美桜(28)、橋本環奈(26)、広瀬すず(27)、永野芽郁(25)が“4強”だと言われていたというが、今年4月末、永野と俳優・田中圭(41)との不倫疑惑が『週刊文春』(文藝春秋)で報じられた。永野サイドは疑惑を否定したが、詳細な報道から彼女のイメージは著しくダウン。そして、永野が出演するCMは一気になくなった。

 なお、『2025上半期CM起用社数ランキング』では、今田がCM契約数15社で3位、橋本が11社で6位、広瀬が10社で8位、永野が8社で10位だった。

「他にも多くのCMを抱えるタレント・俳優はいますが、4人が広告キャラクターを務めていた企業はトップ企業で、4人はCM出演料も高いと言われていますね。しかし、永野さんはスキャンダルで“脱落”。“ポスト永野”としては、小芝風花さん(28)、福原遥さん(27)、芳根京子さん(28)などの名前が挙がっているとも言われています。

 ただ、世代は下ですが、芦田さんが今後より輝くことでCM界の様相も一気に変わってしまうのではないか、と言われていると……。

 CMに出演する女優は、単純に人気があれば良いわけではありません。企業や商品のイメージアップ、商品やサービスの購買につなげてくれる“一流の女優”を起用したいという企業側の意向があり、プライベートでもイメージが下がるような話が聞こえてこない、イメージ抜群の女優でなければいけないわけです。

 その点で言えば、芦田さんは非の打ちどころが全くない。才女でイメージ抜群、スキャンダルの心配も全くないでしょう。本格派女優の道を進んでいるし、何より幼少期から活躍していて日本中の人々が彼女のことを知っているのも大きな強みですよね。

 ですから、芦田さんの評価は“ストップ高”レベル。すでに『2025上半期CM起用社数ランキング』では1位(19社)ですが、再来年、大学を卒業すれば芸能活動に本腰を入れられる。そうすればより多くの大きな仕事が舞い込み、そして一流企業のCMもさらに増えるのではないか、CM業界は“芦田愛菜1強”のような状態になるのでは――とも言われているんです」(前同)

 二十歳を超え、“若手俳優の主役”へと成長を遂げつつある芦田。再来年春、大学を卒業以降は、その勢いにさらに拍車がかかりそうだ――。