10月に、飲食料品が半年ぶりの値上げラッシュで3000品目が値上げ。また、電気・ガス代は10月使用分(11月請求分)から政府の補助金が終了した影響で各社とも料金が上昇するなど、幅広い品目の値上げが続いている。
さまざまなものが値上げしている中、節約生活を余儀なくされたという人も多いだろう。そこで今回は20~40代の男女100人に「絶望を感じた値上がり」についてリサーチ。また、いろいろなものが値上がりする中、「やっている節約方法」についても聞いてみた。(自社リサーチ)
第10位(2.0%)は、食用油類。
J-オイルミルズは「AJINOMOTO さらさらキャノーラ油」など、家庭用食用油の価格を来年1月15日納品分から約9~14%引き上げると発表。日清オイリオも今年9月、「日清キャノーラ油」などの家庭用食用油の価格を約11~18%値上げしている。
「揚げ物を減らす」(49歳/男性/会社員)
「ネットショップでもセールを活用し、見切り品や処分品も選択肢に入れる」(42歳/男性)
第9位(3.0%)は、インスタント麺類。
インスタント麺類は、2023年に日清食品が商品全体の約8割を値上げ、「日清カップヌードル」の価格は現在236円まで上昇した。今年6月にはヤマダイが「凄麺」ブランドなど、カップ麺製品の価格を2年ぶりに値上げ、東洋水産も10月1日納品分から「マルちゃん ごつ盛り ソース焼そば」「マルちゃん ごつ盛り 塩焼そば」の出荷価格を10%引き上げている。
「小遣いを減らして、ポイ活をする」(49歳/男性/会社員)
「交際費を減らすなどの節約をしている」(45歳/女性/会社員)
第8位(4.0%)は、冷凍食品。
ニチレイフーズは、お米の価格高騰を受けて来年2月1日納品分より、お米を使った家庭用冷凍食品「焼おにぎり」「本格炒め炒飯」などを、約8~20%値上げ。今年9月より、日清食品のお好み焼、米飯、パスタなどの冷凍食品も約5~10%上昇した。
「安いときにまとめ買いするようになった」(46歳/女性/会社員)
「冷凍食品は長持ちするのでよく買うので特売を狙う」(41歳/男性/会社員)