■“バス旅引退説”もささやかれているが…

 今年3月15日放送の『バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅15 栃木・佐野~茨城・鹿島神宮』では、16分後にバスが来るのに気づかず「11時台(1時間後)しかない」と勘違いしたばかりか、チームメイトのみなみかわ(40)が「16分後ですよ」と勘違いを指摘したにもかかわらず、聞く耳を持たなかった。

 また、同じくチームメイトのNGT48の中井りか(25)による提案を無視した結果、間違えて逆戻りするバスに乗ってしまう姿も見せていた。

「2007年から前身番組である『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』で太川さんと一緒に活躍していた漫画家の蛭子能収さん(75)も、2019年12月放送の『太川蛭子の旅バラ2時間SP』で体力の限界を理由に、『バス旅』シリーズから去りました。

 あれから、3年強。太川さんもいよいよ……とは、ならないようですよ」(制作会社関係者)

 太川が高齢化していることに加え、2022年10月12日放送回では舞台稽古を優先するために収録を欠席したこと、その際にテレ東も太川の復帰を待たずに高島礼子を代役に据えて収録を行なったことなどから、引退説もささやかれたのだが……。

「いやいや、太川さんは『バス旅』を辞める気は全くないそうです。まだまだやる気満々で、辞めるなんて気配は微塵も見せていないといいます。現在は、太川さんが芸能生活を懸けていると言ってもいいほどの思い入れの強い仕事ですし、また視聴者からしても太川さんがいない『バス旅』は、『バス旅』じゃないですよね。

 太川さんが真剣に地図を睨む姿、チームメイトを完全に無視して先へ先へと歩いて行く姿、相手チームに出し抜かれて苦虫を噛み潰したよう表情を浮かべる姿、まだCMを狙っているようにも感じるビールを美味しそうに一気飲みする姿、そして番組のラスト、勝って喜び、負けて悔しがる姿を見たいんですよね。

“鬼ごっこ”の松本さんや、“陣取り合戦”のA.B.C-Z河合郁人さん(35)など“後継者”もできつつありますが、まだまだ“バス旅のプロ“の座を譲る気は全くないようです。勇退した蛭子さんと違い、太川さんは生涯現役の可能性も……おじいちゃんになっても、続けるんじゃないか、と言われていますね」(前同)

 1月で64歳になった太川。『バス旅』のなかであと10年はその雄姿を見られる?