神木隆之介(29)主演のNHK連続テレビ小説『らんまん』が、4月3日に放送スタート。初回の平均世帯視聴率は16.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、「子役たちが愛らしい」などと好評だったが、主人公のキャラ設定が炎上を予感させる、と話題になっている。
同ドラマは、高知県出身の植物学者・牧野富太郎をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治・大正・昭和の時代を生きた、愛する植物のため情熱的に生きた主人公・槙野万太郎(神木隆之介)と、その妻・寿恵子(浜辺美波/22)の波乱万丈な生涯を描く。
万太郎は、高知で酒造業を営む裕福な商家のひとり息子。植物の魅力にとりつかれ、その秘めた才能を発揮し、のちに“日本の植物学の父”と称されることになる。天真らんまんで好きなものに一直線、子どものようにはしゃいで周囲を振り回すというキャラなのだが、この設定が気になる、という声が上がっているのだ。
「万太郎は突っ走るタイプで、夢中になるとまわりが見えません。モデルとなった牧野も、研究のために造り酒屋の実家の財産を浪費。東京に出る際は酒蔵を手放し、その後も借金で妻に苦労をかけたこともある。この姿が、放送時に非難を浴びた『わろてんか』の藤吉を思い出させるんですよ」(ドラマライター/ヤマカワ)