■コメントからもうかがえる「シティーハンター愛」

 1985年から1991年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、単行本の累計発行部数5000万部を突破。1987年にはテレビアニメの放送もスタートし、一大ブームを巻き起こした北条司による伝説の漫画作品『シティーハンター』。

 Netflixでは鈴木を主演に迎え、『シティーハンター』を実写映画化。2024年の配信を予定しており、ヒロイン・槇村香を森田望智(26)が演じることも発表されている。

 主演にあたって、鈴木は次のコメントを発表。

《北条司先生が生み出したこの珠玉の名作を、そして数え切れないほどのファンに愛される冴羽獠というキャラクターを皆様からお預かりさせていただくことに、非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております》

《やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく所存です。大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただきます》

※画像は「Netflix Japan」の公式ツイッター『@NetflixJP』より

■サブキャストの俳優にも全力で演技指導!

 前出の制作会社関係者が続ける。

「コメントからも作品への愛が伝わってきますが、鈴木さんは冴羽獠をやりたくて俳優になったぐらい『シティーハンター』が好きなんだとか。撮影は1月下旬頃から進められているようですが、現場でのテンションは半端ないそうですよ(笑)。

 キャストやスタッフへの挨拶も大声で元気いっぱい。そして、自分だけではなく、共演者の演技指導にも余念がないといいます。しかも森田さんのようなメイン級のキャストのみならず、華村あすかさん(24)など、出演シーンがそれほど多くない共演者にも熱心に演技指導をすることもあるそう。

 やる気満々なのは素晴らしいことなのですが、悪く言えば現場で浮いてしまうぐらい張り切りまくっているそうで、いわゆる“かかっている”ぐらいの勢いだといいますよ(笑)。

 鈴木さんは“やらせていただくと決めた以上、これまでに培った経験の全てを注ぎ込み~”とコメントしていましたが、作品を絶対に成功させるべく、『シティーハンター』愛を爆発させて自身の全力をつぎ込んでいるんでしょうね」

 全力の演技と作品愛にあふれているであろう実写版『シティーハンター』が、鈴木のキャリアを代表する作品になるのかも!?