TBSは2026年1月2日に「『ウンナンの気分は上々。』ご無沙汰しておりましたSP」(深夜0時10分)を放送すると発表。2011年の特番以来14年ぶりの復活となる。MCを務めるウッチャンナンチャン内村光良(61)は《とっても楽しみです!》と、南原清隆(60)も《もう2時間くらいしゃべりたい》と意気込みを露わにしている。

 同番組は1996年に放送を開始し、来年30周年を迎える。さまざまな旅企画を中心にウンナンの2人と、ゲストたちの人間性が笑いとともに引き出され、そこから新たな親交が生まれていく“笑いと涙の「友情発見バラエティ」”として人気を博した。

 番組内の企画でバカルディがさまぁ~ずに、海砂利水魚がくりぃむしちゅーに改名してブレイクを果たしたことも話題になった。

 今回の特番では、内村、さまぁ~ず・大竹一樹(57)、ネプチューン・名倉潤(57)の3人が2003年に行なったサーフィン旅を再び実施する予定だという。内村は《実は、復活のきっかけは名倉なんですよ。名倉と飲んだときに“内村さん、どうしてもサーフィンやりたいです。あれは絶対俺やりたいです!”と永遠に絡んできて。そこで、私がなんとかTBSさんに相談して実現することができました》とコメントしている。

『気分は上々。』の14年ぶりの復活を受け、

《気分は上々はテレビで見たいやつ》
《ウンナンの気分は上々。復活楽しみすぎる》
《気分は上々。が復活 楽しみでしかない》
《レギュラーでやってくれ》

 と期待を寄せる声が多くXに寄せられている。

「12月29日には『ウンナン極限ネタバトル!ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』(TBS系)が3時間30分にわたって放送されることも発表されました。この年末年始は、“TBSでよくウンナンを見るなあ”という感じになるでしょうね」(制作会社関係者)

 2005年にスタートした『イロモネア』は「一発ギャグ」「モノマネ」「ショートコント」「モノボケ」「サイレント」の5つのジャンルから、芸人が挑戦するジャンルをステージごとに選択。100人の観客の中から無作為に選ばれた5人の審査員のうち、1stチャレンジから4thチャレンジまでは3人、ファイナルチャレンジで5人全員を笑わせることができれば100万円獲得となる。

『イロモネア』は2月24日、「南原清隆生誕60周年記念特番」として8年ぶりに復活。錦鯉、ずん、“Mr.イロモネア”とも称されるバナナマンなどが100万円を獲得した。

「ただ、『イロモネア』はウンナンの番組というよりもチャレンジする芸人がメインの番組ですからね。一方で『気分は上々。』は内村さんと南原さんのトークやロケもあり、ウンナンがメイン。ウンナンファン垂涎の番組が復活することになりましたよね。

 そもそも2人が揃うこと自体が珍しいのですが、仲が悪いとかそういうことは全くないんです。事務所サイドが“2人が揃うことに価値がある”という戦略を取っているといいます。それぞれやっている仕事の内容も違いますし、大きな特番でウンナンの2人が揃うことで、出演者も視聴者も盛り上がれる。その事務所の戦略は上手くいっている、と業界内でも言われていますね」(前同)