ディズニー傘下のFXが手掛けるドラマシリーズ、真田広之主演の『SHOGUN 将軍』が2024年に全世界で配信され、全米各賞を総なめにした。

 そのシーズン2に、SnowMan目黒蓮が出演することが11月18日に発表され、大きな注目を集めた。目黒はオーディションを経て出演を勝ち取り、撮影期間中は一時グループ活動を控え、ドラマに専念するという。

 目黒は「世界でSnow Manの名前が少しでも広まるように頑張ってきたい」とファンクラブサイトで宣言、海外進出への一歩を踏み出したという印象を受けるが、目黒の他にも国際的な活躍が期待できそうな俳優は少なくない。そこで今回は20~30代の女性100人に「海外で通用しそうな俳優」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第9位(4.0%)は、横浜流星岡田将生山下智久が同率でランクイン。

 横浜流星は今年、NHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で主演、江戸のメディア王までのぼりつめる出版人・蔦屋重三郎役を好演している。

 他に6月に公開され現在も大ヒット上映が続く吉沢亮主演映画『国宝』で、主人公の親友かつライバルとなる歌舞伎界の御曹司を熱演した。

 横浜は、2018年に主演映画『兄友』の初日舞台あいさつで、メガホンをとった中島良監督から「海外の作品にも出てほしい」と言われ、「頑張ります。アクション大好きなので。(目指すのは)アクションスター」と、海外作品への意欲を見せた。

「『国宝』で存在感があった」(29歳/女性/パート・アルバイト)

「演技もアクションもできるから活躍しそう」(24歳/女性)

「オーラがあり、演技力があるから」(37歳/女性/会社員)

 岡田将生は今期、大泉洋主演ドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)で、主人公をエスパーにした謎多きボス役を怪演している。また鳴海唯、渡辺大知佐藤浩市とともに主演を務める映画『アフター・ザ・クエイク』が公開中など、多忙な活躍をしている。

 岡田は、2026年配信されるDisney+オリジナル韓国ドラマ『殺し屋たちの店』シーズン2に参加、同ドラマが韓国製作ドラマ作品への初出演、自身初の海外進出となることが話題になった。

「美しいので海外にも通用すると思う」(23歳/女性/パート・アルバイト)

 山下智久は、2022年に映画『マン・フロム・トロント』でハリウッドデビュー。2023年に完璧主義で聡明なワイン評論家役を演じたHuluオリジナル『神の雫/Drops of God』で海外ドラマ初主演を務めた。『神の雫』は、「第52回国際エミー賞」最優秀ドラマシリーズ賞(連続ドラマ部門)を受賞、2026年1月にはシーズン2も配信され、同作で山下はエグゼクティブプロデューサーも務めるなど、海外で精力的に活動している。

 また2026年には、嘘がつけなくなってしまった不動産営業マン役で主演を務めたドラマ『正直不動産』(NHK)シリーズの映画化作品の公開もひかえている。

「海外のドラマにも出ているし、世界のブランドのアンバサダーにもなっている」(38歳/女性/会社員)

「海外によく行って、仕事をしているイメージがある」(36歳/女性)

「表現力が豊かだから世界で人気が出そう」(26歳/女性/パート・アルバイト)

 第8位(5.0%)は、Snow Manの向井康二

 向井は今年、7~9月放送のタイドラマ『Dating Game~口説いてもいいですか、ボス!?~』で、タイドラマ史上初の日本人主演を務め、ボーイズラブ・ロマンスコメディを全編タイ語で演じた。

 向井は今年俳優としての活動が多く、10月には森崎ウィンとダブル主演を務めた映画『(LOVE SONG)』が公開、今期は波瑠川栄李奈ダブル主演ドラマ『フェイクマミー』(TBS系)のメインキャストとしてTBSドラマ初出演、12月28日に放送される福山雅治主演ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-FAKE/TRUTH』(同局系)にも出演する。

「タイのドラマで主演をやっていて、アジア圏での活躍が期待できそうだから」(33歳/女性/主婦)

「タイ語がしゃべれるから」(20歳/女性)