竹内涼真(32)と夏帆(34)がダブル主演のするTBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(毎週よる10時~)の最終回が、12月9日放送された。25年秋ドラマ屈指の話題作である作品の終了に、続編を期待する声、“ロス”と言う声が多く寄せられた――。

【以下、『じゃあつく』ネタバレを含みます】

『じゃあつく』は、谷口菜津子氏の同名ヒット漫画(ぶんか社)が原作。恋人ファーストな彼女を演じてきたゆえに次第に自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、令和の時代には少し珍しい亭主関白思考な海老原勝男(竹内)が、“料理を作る”というきっかけを通じて、当たり前と思っていたものを見つめ直し成長していく再生ロマンスコメディ。

 最終回の冒頭では、鮎美と勝男は、破局をきっかけに人間的に大きく成長し、ヨリを戻すことに。しかし、最終的には、なぜ1度別れたのかを互いに理解したうえで、だからこそ勝男は「終わりにしよう」と、別れを決断。2人はすがすがしい顔で、それぞれの人生を生きることに――という、“破局エンド”で幕を下ろした。

 切ないながらも前向きなエンディングに、視聴者は沸騰。

《別々の道を歩むことになった鮎美と勝男だけど、いつか鮎美が自分の足で立てるようになった時、恋人じゃなくても勝男とまた笑い合える関係になれるかもしれない。そんな2人を続編やスピンオフで見せていただけると、とても嬉しいです》
《なんか洋画みたいな終わり方だな!!最近のドラマでは珍しい、ほろ苦いけど「これで良かったんだよ」なアンハッピーエンド。いいもの見させてもらったよ。じゃあつくありがとう!!!(※もし続編あるなら)また正月スペシャルでな!!! 》
《ほんとまさか自分が、勝男ロスに陥るとは思いもしなかったわ》
《竹内涼真さんの演技が大好きです。ロスになるので、また地上波ドラマに出てほしい》

 といった、続編を願う声、“勝男ロス”になったという声が多く寄せられている。

「一部では、『じゃあつく』のスペシャルドラマが2027年正月に計画されているとも報じられていますね。

『じゃあつく』は放送前、そこまで注目されていなかったのですが、放送開始後、一気に人気爆発。TVerでのお気に入り登録者数は秋ドラマ1位の175.7万人(12月10日時点)です。

 そして、そんな大人気ドラマに主演した竹内さんには、これから先も主演作が続くことが発表されています。『じゃあつく』の大ヒットの影響は大きく、竹内さんの注目度はうなぎ登りですね」(制作会社関係者)

 今後も続く竹内の主演作――まず12月18日には、竹内と町田啓太(35)がダブル主演するNetflix映画『10DANCE』が配信される。

 同作は、井上佐藤氏による同名漫画が原作。ラテンダンス日本チャンピオンで世界に通用する実力を持ちながらも、ある理由から国内の大会にこだわる主人公・鈴木信也を竹内が、スタンダード(ボールルームダンス)日本チャンピオンで世界2位の記録を持つもう一人の主人公・杉木信也を町田が演じる。監督を担当するのは、佐藤健(36)主演の『るろうに剣心』シリーズや、妻夫木聡(44)主演の大作映画『宝島』(9月19日公開)などで知られる大友啓史監督。

 原作は競技ダンス漫画の先駆け的作品であり、「このBLがやばい!2019」を受賞するなど甘く刺激的な男性同士の愛も描かれた作品。今回の実写版の予告では、竹内演じる鈴木が、町田演じる杉木に電車でキスされる寸前のシーンも。