横浜流星(28)主演のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の最終回「蔦重栄華乃夢噺」が、12月14日に放送される。7日放送の第47回「饅頭こわい」は、衝撃の伏線回収に絶賛の声が上がるも、平均世帯視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、前回から0.4ポイントダウンしてしまった。
同ドラマは、町民文化が花開いた江戸時代中期を舞台に、歌麿、北斎、写楽という、名だたる浮世絵師を世に送り出した“江戸のメディア王”で、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた“蔦重”こと蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)の波乱万丈の生涯を描く物語。一橋治済(生田斗真・40)の暗躍により、次々と悲劇が起こっていたがーー。
第47回では、松平定信(井上祐貴/29)らは、治済を葬って彼と瓜二つの能役者・斎藤十郎兵衛(生田の二役)を替え玉にすることを企てていたが、逆に治済に毒饅頭を仕込まれて、失敗。そこで蔦重は、定信に「毒饅頭には毒饅頭を」という策を提案。それを実行できるのは、治済の息子である第11代将軍・家斉(城桧吏/19)だけ。
第10代将軍・家治(眞島秀和/49)の最期を知る、家治の弟・清水重好(落合モトキ/35)を巻きこむも、計略は難航。そんな中、蔦重は曽我祭の際、大崎(映美くらら/46)が力強く手渡してきた、役者絵の代金の包紙を思い出す。そこには、治済の傀儡として行なってきた悪事の告白と、治済を止められるのは家斉だけだと綴られていて……という展開。