ジャニーズ事務所に所属するジャニーズJr.の「22歳定年制度」が3月31日より施行された。
同制度は、満22歳を迎えるJr.に対し、今後の活動について話し合い、双方で合意に至らなかった場合にジャニーズ事務所との契約を終了するというもの。
4月1日時点で15人以上のJr.のプロフィールと動画が公式エンタメサイト「ISLAND TV」から消されたという報道や、22歳に満たない10代の退所者も続出したようで、ファンに衝撃が走っている。
4月4日配信の『週刊女性PRIME』では、Jr.の育成やプロデュースを手掛けていたジャニーズアイランド元社長の滝沢秀明氏(41)、さらに憧れの目標でもあったKing&Princeの平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の退所発表を目の当たりにし、自身の身の振り方を決めたJr.もいたのではないか、と報じている。
■賛否ある「22歳定年制度」を井ノ原は「いい制度」と話し……
芸能プロ関係者が話す。
「今のジャニーズ事務所は、藤島ジュリー景子社長とその娘で将来の社長と目されているAさんの“お気に入り”にならないと売れない、売ってもらえない状態になっているといいますからね。
そして“創業家”の意向を従順に実行するのが、滝沢さんに代わってジャニーズアイランドの社長に就任した元V6の井ノ原快彦さん(46)だともっぱらです。つまり、ジュリー氏、Aさん、井ノ原さんに気に入られないと“売れない”ということ。
加えて、上層部は“滝沢派”のJr.の存在を疎ましく思っているはずです。たしかにすでに退所したにもかかわらず、いつまでも“滝沢さんが一番すごい”“滝沢さんにお世話になった”と考えているような若手を重用したいかと言えば、ジュリー氏じゃなくてもそうは思いませんからね……」
井ノ原は3月30日、賛否ある「22歳定年制度」についてスポーツ紙の取材に対して、「最初に説明を受けたとき“なるほどな”と思った。いい制度だと思いました」とコメント。
その理由を「ある種の区切りがあるから頑張れるし、ジャニーズに入れたからといって、グループを組んだからといって、そこがゴールじゃない。むしろスタートにも立っていない。みんながみんな、芸能界に向いているかどうか分からない」とし、「(退所後に)何をやろう……となったときに、やり直しがまだまだ効く年齢だと思う」と述べている。
退所後の進路について「裏方をやってくれている子もいる」と、演出や演出助手、振り付け、マネジメントなどの選択肢も用意されていると明かしている。