■“年収7000万円”、講演会のトーク内容とは

 いったい、“年収7000万円”を稼ぐトークの“中身”はどういったものなのだろうか。NBC長崎放送が11月16日に長崎県佐世保市で行なわれた講演内容を報道している。

「山口さんは、気を失うまで飲む、朝、購入した覚えのない焼酎の空パックがあるなど、異常な飲酒習慣を赤裸々に明かしながら自戒を忘れず、“一生付き合っていくと決めた”と口にしていました。同じ悩みを抱える人やその周囲の人たちの希望になればという思いも明かしていましたね。 

 しかし、この講演会では自身が“大腿骨頭壊死”という難病を患っていることも告白。大腿骨の先端にある骨頭へ十分な血液が届かなくなることで、組織が死んでしまう難病のこと。酒の飲み過ぎも要因になり得るとされ、実際に山口氏も“酒由来なので恥ずかしいですけど”と話していましたね」(前出のスポーツ紙記者)

 長い芸能生活で培ったさすがのトーク術も手伝って、講演会場は常に満員。過去の講演に足を運んだ男性は、「前のほうの女性がみんな写真撮影をしていて、引退したとはいえ、元芸能人のオーラは人を惹きつけるなと思いました。TOKIOのファンと思しき年齢層の女性客も多く、撮影タイムではみんなスマホを向けていましたね」と話す。

 また、別の講演会の参加者は、

「アルコール中毒は脳のコントロール障害であると説明、自分の意思が働かなくなる怖い病気だと説明していました。そして、“この5年間で身近な依存症患者8人が亡くなった”と口にしたときは、会場が大きな緊張感に包まれました」

 絶えないオファーを受け、今日も山口氏は全国を飛び回る。