漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の決勝が12月21日に放送され、お笑いコンビ・たくろうが過去最多1万1521組の頂点に立ち、21代目王者の称号と優勝賞金1000万円を獲得。大きな話題となった。
22日には視聴率が発表され、関東地区の世帯平均は16.2%(すべてビデオリサーチ調べ)、個人平均が11.4%を記録。毎分最高は世帯19.0%、個人12.8%だった。関西地区の視聴率は世帯が24.4%、個人18.2%。毎分最高は世帯が29.0%、個人21.1%と関東以上に注目を集めることとなった。
民放キー局関係者は言う。
「現在、テレビ各局では13~49歳の個人視聴率であるコア視聴率が重視されていますが、『M-1』の関東地区のコアは13.3%と驚異的な数字をたたき出しました。1週間の全局全番組の中で最も高いコア視聴率を取ることで知られる大人気バラエティ『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)もこの日はコア4.3%にとどまることに。通常は6%ほど取る番組なので、完全に『M-1』に視聴者を持っていかれましたね。
さらに、優勝が決定した直後にたくろうがゲスト出演した有働由美子さん(56)MCの『有働Times』(テレビ朝日系)もコア5.5%と非常に高かった。前週放送回のコアは2.1%でしたから、『M-1』を見ていた人が引き続き『有働Times』を見たということ。相当な恩恵がありましたよね」